2013年10月25日
同窓会の写真を幹事さんが無料アルバムサイトでアップしてくれました。
30日しか保存されないみたいなので、自分のPCに写真をコピーしようと思ったところ、大きく「ダウンロード」とかかれたクリック先がありました。アルバム名の下部分にもダウンロードバナーがありました。
どちらも同じ画面に変わったので、ここからダウンロードしていくのね、と理解し、誘導する通り、まずはサイトに登録することに。
名前、アドレス、郵便番号まで入れると、「次へ」。そこをクリックすると、カード番号を入力するようになっています。無料なのにおかしいなあとは思ったのですが、アルバムをみるのにも合言葉が必要でしたし、身元証明のために必要なだけで、課金されるわけではないと書かれていたのでそんなものかしらと、入力して「次へ」。
その次の画面では背景全面がユニセフ?のような説明のない慈善団体の広告風に変わり、右下に今までと同じ「次へ」。
変な広告だなと思いつつ次に進むと、「登録&寄付が完了しました」とあり、3ドル弱の課金内容が出てきました。
えーーーーっ!
寄付がプラスされただけならまだしも、その後、登録できたからといってダウンロード画面に進むわけじゃなし、メールにダウンロード方法が送られてくるわけじゃなし。どうなっているの?この登録の意味って何?
慌てて元のアルバム画面に戻り、下に小さく掲載されている「運営会社」というところをクリック、代表電話に連絡しました。
オペレーターの女性が出てきたので状況を説明すると、「確かにそのアルバムサイトは弊社の運営サイトのひとつですが、そのサイト担当部署はこちらからではなく、全てメールにて対応させていただいております。申し訳ないのですが、改めてメールにて・・・」
冗談じゃない!
「今の説明お聞きになりましたよね?御社のサイトのことで困っているんです。別部署といっても御社の系列ですよね。だったらあなたがこの詳細を担当に連絡して、その担当からこちらに改めて電話をしてくるのが普通だと思いませんか?」
慌てた女性オペレーター、「少々お待ち下さい」
少しして出てきたのは男性、「サイト部署の金丸です」といいました。つなげるんじゃん。
「お客様がクリックしたのは広告サイトですので、外部にリンクされます。広告サイトは6つありまして、どれが出てくるかはそのときにならないとわからないのでこちらからその状態をみることができないのです」
おかしくないですか?この説明。自分の会社のサイトの広告内容を知らないってこと?
「アルバム写真の横に大きく『ダウンロード』とクリックできるところがあるんです。あんなに大きく載っていたら誰でもクリックしますよね。上部にある別のダウンロード先をクリックしても同じところに繋がるんですよ。おまけにそれが広告だとどこかに書いてありますか?書いていないのに広告だからわからないといわれてもね。外部リンク先がやったことは詐欺行為だし、あなたの会社もこの『ダウンロード』という、みている人間が絶対にそこにアクセスする表示内容を知っていたとしたら故意で同罪。知らなかったとしたら無責任。広告だとどこにも書いていない状態ですでに虚偽表示で悪質。私以外にもきっと同じようなことが起こるはず。すぐに対応してください!」まくしたてた私。
担当者は「確かに広告だという表記はどこにもないです。どんな風に表示されているのかはわからないのですが、外部リンクのことに関してはこちらではどうしようもないです。ダウンロードしたときに画面が変わって外部にリンクしたことはわかるかと思うのですが。」
この反省のない言葉にキレた私。
「まず広告と表記していないのに広告だからわからないということがおかしい。怠慢。広告を載せるってことは広告費をもらっているってことでしょ。お金を受け取っているんだから、露出方法等は理解した上で同意しているってことよね。自社サイト上で乗せているものが何だかわからないって平気で発言しちゃうところが腹立たしいのだけど。会社としてありえない。私が登録したカード情報はもう10年以上使用していないもの。もしそのカードで何か不正があったとしたらこのことが原因なのは間違いないから、そのときは御社に責任を取ってもらいますから。とにかくすぐに確認してどうするか考えて」これをもっと辛辣にくどくどといいました。
「一度、確認させていただいて折り返しさせていただきます。2時間ほどください」と担当者。
それから2時間経たないうちに電話があり、「この広告に関しましてはすぐに削除するよう手配いたしました。ただ、反映するまでに24時間程度かかってしまうので、明日のこのくらいまでは出てきてしまうこともあるかもしれません。その他の広告に関しましても、サイトのどこかに広告だという旨を入れるようにいたします。弊社内でできることに関しては早急に対応いたします。ただ、外部サイトの契約の件に関しましてはこちらからどうすることもできないので、ご自身でご連絡いただけないでしょうか。」
ムカつくわー。自社内でできることはするけれど、それ以外は関係ないってことね。
「その契約を誘導したのは御社ですよね。もし、何か問題が起こったときは御社に責任とってもらいますから。いいですね。このことは同級生たちにもfacebookを使って広く告知しますし、場合によっては専門機関に連絡しますから」
こういって電話を切りました。
そのまますぐにカード会社に電話し、カードを止めてもらいました。今のところ3ドル弱+99セントの2件の請求枠があるとのこと。それだわ、きっと。「ただ、請求枠があるからといって、必ずしも請求があるとは限りません。カードは止めましたのでこれから新たに使用されることはありませんが、もし請求があった場合、お客様にご請求するのを止めることはできない可能性が高いです。そしてこの請求会社に関しては別部署に調査させ、週明けにご連絡させていただきます」
数ドル分だからいいといえばいいのだけれど、何となく納得できないなあと思いつつ、週明けまで待つことにしました。
facebookに書いたところ、やっぱり同じ広告サイトをクリックした人がいました。今までもきっと何人もの人が同じようなことになったはずです。たかが数ドルだからまあいいやって諦めてしまうことも多いかもしれませんが、もし個人情報が悪用されたり、カード情報が漏えいされてりしたら大変。
とにかく、このアルバムサイトの運営会社は悪徳だわ、って思います。皆さまも気をつけて。
今日のお弁当はなし。