2015年09月08日
先週のこと。
いつものドッグランでゴールデンレトリバーのコ―ディママが「署名してくれる?」と。
裁判が起こるまでの詳しい経緯は下記に飼い主さんのコメント(facebookからコピーしました。この内容は目撃者情報へのお願いです。)を載せたので読んでいただきたいのですが、年をとったゴールデンレトリバーを遺棄?した元飼い主と保護した現飼い主が裁判で争うことになってしまったそうなのです。
コーディママはこのゴールデンちゃんが最初に遺棄された(代々木公園)際に関わっていたそうで、「大人しくていい子だったのよ。ドッグランの入り口に繋がれていたんだけど、状態が綺麗だったので放浪していた子ではないってわかったし。でも、遺棄した理由が腹立たしくてね。夫婦喧嘩でイライラした夫が腹いせに捨てたのよ。多分奥さんが可愛がっていた犬だったんでしょうね。もう絶対にしないっていっていたのに、またすぐ井の頭公園に捨てたのよ、その夫。そしてそのときはなかなか引き取りにも来なくて、保護した今の飼い主さんももう引き渡さないって思ったのね。そこでもめちゃっているのよ。」と。
内容を聞くと、私が保護主(今の飼い主さん)だとしても引き渡さないだろうと思います。
でも、法律では元飼い主に有利な結果が出そうなのだとか。
動物も物扱いですからね、日本は。
とにかく読んでみて下さい。
そして、おかしいだろっ!と思ったら、「めぐちゃんの元飼い主からの返還請求及び慰謝料請求に反対し、動物虐待・遺棄の認容を求める嘆願書」に是非ご署名を。
指定の用紙があるのですが、有坂香奈さんのfacebookからダウンロードできるでしょうし、私もその用紙を持っているので手配できます。
みなさんこんにちは。 初めましての方も、事情をご存知の方も、ご一読お願い致します。
ご報告が遅れてしまいましたが、実は一昨年の6月に保護した犬のめぐ(ゴールデンレトリバー)の事で、元飼い主の方に返還要求と慰謝料請求で提訴され、現在裁判中です。
そこで、皆様の力をお借りして、ご協力頂きたい事があります。
2013年6月20日〜21日の午前9時頃までの間に、井の頭公園にて置き去りにされていたゴールデンレトリバーを目撃された方の情報を求めています。 原告でもなく、私でもなく、第三者の方の目撃情報です。
どうかこの記事がシェアされ、目撃者の方へ繋がります事を祈っています。 メッセージ、コメント、お待ちしております。
また、出来る範囲での、現状の報告をさせて頂きたいとますが、少し長くなりますので、ご理解の上ご一読頂けますとありがたいです。 宜しくお願い致します。
尚、相手の方のプライベートな事が多く、裁判中の為、記載出来ない事が多いのですが、裁判に至った経緯を少しお話させてください。
・ 2013年6月21日午前8時半〜9時頃 東京都三鷹市(武蔵野市)井の頭公園にて、口輪をし、柵に繋がれたままになっていたメスのゴールデンレトリバー(以下めぐ)を保護。
(午前6時頃、主人の兄がジョギング中に置き去りにされている、泥まみれのめぐを発見。一度帰宅し、仕事に向かう準備をしたものの、どうしてもめぐの事が気になり、仕事に向かう前にまたその場所に行ってみた所、まだ繋がれていた為、私の元に連絡が入り、この事を知りました。)
前夜は雨で、身体は濡れた状態。 口輪を自分で外そうとしたのか、鼻の上は擦り剥け、出血していた。 喉も乾いていた様子で、口輪を外してあげると、沢山水を飲む。
・同日 井の頭公園事務所、保健所、警察に預かっている旨を連絡。繋がれていた場所へも連絡先を記載した紙を貼っておいた。
(警察へ預けたとしても、2,3日後には保健所へ、保健所へ連れて行けば期限が来れば殺処分。そうなる事が分かっていたので我が家で保護し、預かりました。警察も保健所も、ご迷惑をおかけしますが、助かります、お願いしますとの事で。警察も連れて来られても、きっと管理に困るのだと思いました)
その日のうちに、私の携帯電話へ非通知で電話がありましたが、その内容は『その犬は咬むから、保健所に連れて行った方が良い』など、名前も名乗らない不信な人からの電話でした。(めぐは、咬むなんてもってのほか、子どもにも優しいとっても良い子です。)
なかなか飼い主さんからの連絡はありませんでした。 私も他に犬を飼っておりますので、居なくなればすぐに捜しますし、見つからないのであれば、警察や保健所に連絡もします。 きっと、犬を大切に家族として飼っていらっしゃる方でしたら、同じように捜すのではないでしょうか。
・ Facebookにて、飼い主さんを捜す目的で記事を投稿。 ・ 8000を越える方々にシェアして頂くも、飼い主さんは現れず。
・少しでも多くの方の目に留まればと、mixiでも飼い主探しの記事を投稿しようと思い、ゴールデンレトリバーのコミュニティページを開く。
・同年6月7日に、代々木公園に置き去りにされたゴールデンレトリバーの飼い主探しをされている方の記事を発見。
写真を見る限り、間違いなく私が保護しためぐでした。
記事を投稿した方や、その当時保護してくださった方と繋がる事が出来、お話もさせて頂きました。
その時は2、3日後に飼い主さんが現れたそうです。置き去りにしたのは故意であった事を認め、二度と同じような事をしないという約束のもと、引き渡しされたそうです。
その2週間後に、また井の頭公園に置き去り。どんな理由があったとしても、命ある犬の置き去りは、信じられませんでしたし、腹立たしい気持ちでいっぱいでした。
飼い主さんからの連絡を待ってはみたものの、1週間が経ち、知る限りでは2回の置き去り。きっと今回も置き去りにされたのだろうと確信しましたし、もし飼い主さんが現れたとしても、簡単に引き渡しはしないと決めていました。
・ 同年6月27日 警察に拾得物の書類を提出。
(保護した当日、電話で連絡はしていたものの、拾得物書類の提出は求められず、案内もなかった為、当日から数日は飼い主探しに専念していました。書類を提出しなくても、もし飼い主さんが現れたら、私が保護している事は分かるようになっていました。)
3ヶ月後の9月28日に、拾得物の書類上は私に権利が渡る事になっていた。
私達家族は、大型犬を家族に迎え入れる覚悟を決めて、大型犬を飼える住居を探し、引っ越しました。出産も控えていた為、しっかり覚悟して。
・ 同年9月18日 武蔵野警察署から、ゴールデンレトリバーの飼い主が現れたと、1本の電話が入る。
あと10日で、拾得物としての期限が切れるという状況で、元飼い主が名乗り出てくる。
驚きを隠せませんでした。
警察には、私達の気持ちや状況をお伝えしましたが、書類上は返還しなくてはならない期間です。 「返還してください」と、それだけでした。
拾った財布を返さないと言っている訳ではないです。 命です。 もしかしたら、保健所で処分されていたかもしれない、命です。 悔しくてたまりませんでした。
飼い主と名乗る方と、電話で何度もお話しました。 面談もしました。 Facebookの記事を見て、私が保護していた事は知っていたようでした。
100歩譲って、もしかしたら、どうしてもどうしても捜せなかった理由が、あったのかもしれない。 お話してみたら、信頼出来る方かもしれないと、少し期待する気持ちも持ちながら、置き去りにした理由や、3ヶ月近く名乗り出てこなかった理由、色々と伺いましたが、全くもって理不尽な理由で、納得出来ませんでした。 今後の飼育環境や生活環境の話も聞きましたが、全く信頼できませんでした。 (詳細がプライベートな事になってしまう為、お話出来ないのが悔しいのですが…)
まためぐが同じ目に遭うかもしれないのに、返還など出来ませんでした。
・約1年後の2014年10月 武蔵野警察署から、再び電話がくる。
私がめぐを返還してくれないと、元飼い主さんが武蔵野警察に連絡したようでした。
当時の担当者ではなかった為、経緯をお話しましたが、返還してくださいの一点張りで、話は平行線のままでした。
その後、相手の弁護士を通して、返還しなければ裁判をする旨の通知が届き、返還に応じなかった為、裁判になりました。
以上が裁判に至った経緯です。
元飼い主さんは、簡潔に言うと遺棄ではないと訴えています。 でも、私達はこれは遺棄だと訴えています。
めぐが喋れたらな。何度もそう思いました。 『帰りたい』そう言われたら、悲しいけれど。もし喋れたなら、めぐの気持ちを尊重してあげられるのになって。
もし裁判に負け、返還しなくてはならなった時に、「私達にも捨てられた。」と、めぐが思う事が何よりも辛く、悲しい事です。
私達家族は、めぐを家族として迎え入れ、2年1ヶ月の間、いつもどこでも一緒。そんな生活を送っています。旅行も全て、一緒に。 めぐは来月には12歳になり、今は元気ですが、今後は介護も必要になってくるでしょう。その覚悟もしていますし、最期までたくさんの愛で、めぐと一緒に生活していきたいと思っています。
元飼い主さんにも、9年10ヶ月の期間はどんな生活だったにせよ、愛されていたと信じたいです。置き去りにされた事は、どんな理由があったとしても、起こってはならなかった事だと思っています。でも、めぐの命を消さないでいてくれた事だけは、感謝したいと思っています。
雨の降る日に置き去りにされたからか、めぐは雨が嫌いです。 そして、お留守番が苦手で、分離不安です。 主人にべったりで、離れません。 出掛ける準備を始めると、置いて行かれるんじゃないかと不安になり、玄関の網戸を突き破ってでも車に乗ろうとするめぐの姿を見る度に、胸がギュっと締め付けられます。その度に『置いていかないよ、大丈夫だよ』と声をかけながら。 雨が降ると落ち着きがなくなり、部屋をぐるぐる。 不安なんでしょうね、上に乗っかってきます。ずっと心臓はバクバク、よだれを垂らして。
めぐに壊された家具や建具は沢山です。それでも、そんなめぐの心のケアもしながら、私達家族はこれからもめぐを精一杯愛していきたいし、守って行きたいと思っています。
どうか、めぐの最期まで一緒に過ごせますように。 めぐが幸せでありますように。
そして、人間の身勝手で、同じような悲しい目にあう動物たちが、命が、一つでも多く救われる事を、守られる事を、愛される事を心から願っています。
めぐの幸せの為、同じ事が繰り返されない為に、この記事をシェア頂けますと幸いです。 2年以上も前の出来事ですので、目撃情報を得る事は厳しいかもしれませんが、どうか目撃された方へこの記事が届き、申し出て頂けます事を切に願っております。 皆様のご協力をどうぞ宜しくお願い致します。
今日のお弁当。
かつ丼。
もやしの酢醤油和え。
ほぼホタテのバター醤油焼き。
洋梨。オーロラ。
バナナラムケーキ。