2019年03月04日
うーちゃんに入っているマイクロチップ。
なんか怪しい・・・
「マイクロチップ登録カード FAM」なるものが可愛いフォント文字なのです。おかしすぎ。
ペットショップでうーちゃんを購入した人の家族に聞いてみたところ、「そこのペットショップで勧められて入れたのです」と。
やっぱり。
このペットショップ、とにかく評判が悪くて、もちろんうーちゃん購入の際も「日本で一頭しかいない珍しい犬種です」「早く決めないと他の人に買われちゃいますよ」と煽って高齢の夫婦に売りつけたのでした。
早速ネットで調べてみると、このマイクロチップの団体、親はこのペットショップ!
要は、このペットショップで購入した犬猫に、同じ傘下の動物病院で健康チェックをすると同時にマイクロチップも勧め、その施術料や登録料をとるのです。
だからこのマイクロチップの団体はこのペットショップ出身の犬猫くらいしか登録されていないですし、もしいなくなってしまってどこかで識別しようとしてもまず見つけ出されないということなのです。
それをきちんと説明せずに、店員は「マイクロチップを入れれば大丈夫ですよー」っていうのですね。
環境省が認めている団体は日本獣医師会が母体の「AIPO」というところ。
ここに登録をしておけば、万が一の際にスムーズに見つけることができるのです。
あーーーー。本当に腹が立つわ、そのペットショップ会社。
でも。
うーちゃんのマイクロチップを外す必要はありません。
(このペットショップと同じ母体の動物病院ではなく)一般の動物病院に行き、うーちゃんに入っているマイクロチップの番号をAIPOでも登録してもらえばいいのです。
早くしなくっちゃ。
このペットショップ。さらにびっくりすることに、フードを複数年契約させちゃうのです、ペットの購入時に。
うーちゃんの場合、5年契約をしていたそうです。5年だと50%オフなんですって!
ありえない、、、
アイリッシュセッターのうーちゃんにはマッチしないフード(それも極小粒)だったので、そのフードは解約してもらうよう、お願いしたのですが、なんと、解約金が発生するんですって!それも100%!(2年くらいで70%とか、どんどん下がってくるらしいですが)
守銭奴!!!!
もー。こんなところで絶対にペットを買わないで!
結局、うーちゃんのそのフードは実家の犬パフィのお里の保護団体に毎月寄付することにしてもらいました。
「解約はあえてしませんでした。義両親に反省してもらう為の罰として。だから寄付するところを探していたんです。」と申し出て下さったのでした。
ペットを家族に迎える際には、自分の年齢や家庭環境、ペットの性質や年齢等を充分考えた上で、どんなタイプのペットが向いているか、きちんと世話をすることができるかを決め、それに合った子を探すのが人にとってもペットにとっても幸せです。
ペットショップで買うのであれば(私はそれ自体が反対の立場ですが)、そのお店を充分に調べてからにしてほしいです。
店員のセールストークに乗ってはダメです。
売りたいのですから、都合のいい話をするに決まっています。それが事実でなくても。
騙すほうは悪いです。
でも、生き物の一生を引き受けるのです。慎重になりすぎるくらい充分な検討をするべき。
安易に購入する人がいる限り、不幸なペットは減らないですし、悪徳ショップだけでなく、悪徳ブリーダーも減らないのです。
動物が好きといいながら、知らないうちに動物を不幸にしているのはそういう安易な人間達なのです。