スタッフの日々
尊敬する人
2011年12月20日
尊敬する人のひとり、さかなクン。
テレビでの印象だけですが。
いつでもどんなときでも丁寧な応対、言葉使い、謙虚な姿勢、魚の知識の素晴らしさ、絵の精密さ(うろこの数まで再現しているそう)。
好きじゃなきゃできないでしょうが、好きだけじゃこうはなれない。好きなものへの労力は苦労と思わないのでしょうね。
魚について語るときは目がキラキラしてすごく幸せそうに話します。でも押しつけがましくなくて、みているこちらも素直にへーって納得できる喋り方。
さかなクンの話を聞くと、水族館に行きたくなります。1種類ずつ、1匹ずつ、ドラマがあるんだろうな、なんて思います。
小さいときからいつも魚図鑑を持ち歩いて、魚を観察したり、絵を描くのが大好きだったそう。
勉強はあまりできなくて、お母さんは学校の先生から勉強に力を入れるようにいわれたそうなのですが、「好きなことだけでいいんです」ときっぱりと言い放ったそう。さかなクンのために色々な魚を1匹丸ごと買ってきたり、水族館に連れていったり、好きなことを好きなだけ極めさせてくれたのだとか。
お母さんも素晴らしいのですね。だからあんなに素直でキラキラした目のままで大きくなったんだ。
絵の道に進まなかったのは「魚の絵以外も描かなくてはならないだろうから」
いいですねえ。
学校や社会でさかなクンのようなタイプの人はちょっと変わり者扱いされることが多いと思います。
それが嫌で好きなことをやめてしまったり、隠してしまったりする人も少なくないと思います。
特に日本は周りと同じじゃないと仲間外れにされてしまいがちだから。
もったいない。
さかなクンのようにひとつのことに一生懸命打ち込める人は、将来、すごい業績を残す可能性が一般人より高いもの。
さかなクンだって、中学生でカブトガニの人工孵化に成功している(民間人で初めてだったらしい)し、絶滅とされていたクニマスの発見に貢献したし。現在は海洋大学の講師もしています。すごい。
私も娘が「これがやりたい!」ってすごい勢いでやりだしたら、絶対応援するのになぁ。
やりたいことがあるって素晴らしいもの。そこに情熱を傾けられたら最高だもの。
なんかないかしらね、娘。。。
今日のお弁当はなし。
kei