スタッフの日々

画像: パピーミルのリジー

パピーミルのリジー

2013年04月18日

パピーミル(訳すと子犬生産工場)で繁殖犬として12年間も狭いゲージの中に入れられていた犬、リジーが初めて芝生を歩いた、というニュースをネットで見ました。アメリカの話です。

パピーミルから繁殖犬を救おうと活動している団体から助け出されたリジーは、身動きの取れないくらいに狭いゲージの中で、糞尿にまみれてわずかなご飯といつも不足している水、という生活を12年間も続けていたそうです。もちろん病気になっても治療を受けさせてもらえるわけはなく、不潔な環境からか片目が感染症をおこして見えない状態だったそうです。

酷いですよね。残酷すぎる。人間が同じ環境に置かれたら確実に発狂しますよね。

日本も同じ。パピーミルなんてごろごろある。悪徳ブリーダーっていわれてる人達ね。人間の格が最も下の人達。

生きるために仕方がない、なんていわせない。生きるために動物達に助けてもらうのであれば、せめて過ごしやすい環境を作ってあげるべき。生きているのだから愛情をかけるべき、敬意を払うべき。

そうです、自分達の生活を助けてもらっているんじゃないの、動物達に。ありがたいですよね。心から感謝すべき。

こういう現状はどんどん表にでたほうがいいです。

ペットショップで動物を買う人がいる限り、パピーミルはなくならないのですから。

無理やり子供を産まされて(それも毎回)、すぐに子犬から引き離されて、身動きが取れない上に食事も水も最低限しか与えられない。うるさければ声帯を切る。脚が無くなろうが、目が潰れようが、皮膚病で痒くて仕方がなくなろうが関係ない。病気になったりボロボロになって使えなくなれば、放置して死なせるか、撲殺。死ななければ保健所に捨てに行く。

生き地獄ですよ。地獄より辛いかも。

こういう事実を知らずにペットショップで買う人。仕方がないとも思いますが、安易すぎ。いつでも月齢の低い動物が沢山いて、セール!なんてやってる。「この赤ちゃんたちはどこからやってくるの?」全部がすぐに売れるわけがないのは明らかで、「それじゃ、その残った子はどこに消えたの?」なんて疑問に思ったりしないのでしょうか。

自分の家の子だけが幸せならばいい、なんて思っているのでしょうか。「そういうことではないけれど、関係ないし、そこまで関知できないわ」って、思っている人、あなたは本当の動物好きじゃない。ただ、自己満足のためだけに動物を飼う人。もっといってしまえば、人間関係においても自分や自分の家族以外はどうなっても構わない、自分達さえよければいいと思っている残念な人。

今回はちょっと過激な文章だわ・・・大丈夫かしら。ま、いいか、事実だし。

知っていて、それでもペットショップやブリーダーを選ぶ人はもっと最悪。人間の格は悪徳ブリーダーと一緒。手を下さずに加担しているのだからさらにズルイ人でもある。

可哀想だから事実は知りたくない、という人もズルイ。この世の中は人間が生き物の代表としてまわしているのだから、その人間のひとりとして知らなければいけないと思うのです。代表としての責任です。人間のやっていることは、人間が変えていかないと変わらないのだから。

「博愛的」とか「エライ」とかで簡単に終わらせないで欲しいです。そうやって片づけられてしまうと本当に腹が立ちます。脳みそが小さくて理解できないのかな、と割り切るようには心がけますけど、人として信用できないな、と心の中で思います。

もし、知って、何かを感じたら、それを言葉や行動に起こして欲しいと思います。

・生き物を買わない、・買うとしてもその子の生まれ育った環境をきちんと調べ、できればそこまで自ら出かけて行って選ぶ、・愛護団体、保護団体などに支援をする、・不幸な動物がいなくなるよう、署名をする、・現状を周りにも伝える、、、

いろんなことができると思います、それも今すぐに。

これは動物達のことに限ったわけじゃなく、いじめ問題だったり、身近な様々なこと、全てにいえると思うのです。

同じ時代に同じ世界に生きている命なのですから。

あっ、おどおどと初めて芝生を歩いたリジーちゃんはその後、保護団体から里親の元に引き取られ、すっかり元気になって幸せに暮らしているそうです!

 

今日のお弁当。

炒飯。ソーセージ、小松菜、ピーマンを醤油味で。

ごぼうと蒟蒻のキンピラ。母の手作り。

変わり卵焼き。牛ひき肉、小葱、ニラ、セロリを炒めて八角、生姜、塩胡椒、コチュジャン、醤油で味付け。チーズと一緒に卵焼きに入れて。

ブロッコリーとプチトマトのナムル。

マーコットオレンジ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内
Powered by おちゃのこネット