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スタッフの日々
今日の天声人語
2012年07月13日

今日の朝日新聞の朝刊一面「天声人語」ではキレやすい中高年について書いてありました。

昭和30年代、作家の幸田文が上野駅の混雑の様子を「喧嘩をしにでも出掛けるようなトゲトゲした旅行人がいっぱい」「切符を買っていると背後からグズっか(ぐずぐず)しやがってとののしられ、小突かれた。振り向くとイライラの見本みたいな『男の古いの』がにらんでいた」と書いていたそう。

そして、半世紀がたっても、中高年はキレたり怒鳴ったりしやすいのは変わらないと、新聞に寄せられる読者の投書をみて感じるのだそうだ。

例えば、図書館で貸出係の体験学習をしている小学生の前で「急いでいるんだ早くしろ」と声を荒げ、周囲の空気を凍らせる初老男性がいたり、電車でベビーカーの子供の足がズボンに当たったと母親に怒鳴っているのも初老男性。

この天声人語を担当している人も同世代男性のようで、「通勤途中、駅員さんを怒鳴る同年配を見てこのコラムを書いた」とのこと。

確かにそうかもしれないな、と思いました。

先日、私が回転すしやさんで出くわした「キレる」光景も40代男性でした。

小学生くらいの子供を連れて家族で来ていたようなのですが、その人の席はカウンターではなく、テーブル席。いくつか注文内容を書いて店員さんに渡していたらしいのですが、その料理が来ない、とものすごい剣幕。

「責任者いないのかよ!こっちは子供を連れてきてるんだよ。何分待たせてんだ!30分以上来ないんだぞ。ふざけんなっ!」

こんな感じの内容を大声で延々と。

お店の人は平謝り。でもやめない。「もういらねえよ!ふざけんな。なんだその態度は!」と。

もっと冷静に抗議出来ないものですかねぇ。周りにとても迷惑ですし、下品な怒りを見せつけられている子供が可哀そうでした。

 

いつの時代も中高年男性っていつでも怒りや不満が心の中に溜まっているのでしょうか?

クレームや文句、苦情も言い方ってあると思います。

この世代の男性達って妙に威圧的。偉くもなんともないのに。

もっと丁寧に落ち着いて話せば、相手にも伝わるし、スムーズに進むと思うのですが。

こういう人って仕事も人間関係も大したことないんだろうな、って、勝手に想像してしまいます。

いつもヘラヘラと頭を下げているのかな、怒られてばかりいるのかな、世の中は理不尽だと思っているのかな、なんてことも考えてしまいます。

ま、小さい奴ってことですね。

 

女性は男性社会の中で生きて行くうちに理不尽さに慣れ、「正攻法では上手くいかない」場面に沢山遭遇してきたのではないかと。だから、無意識のうちに意見が通るような行動を計算してるのではないかと思うのです。

子育てだって、我慢や忍耐の連続ですしね。

小ズルイのかも。

いますけどね、混んでいる電車で腕が当たっただけで気が狂ったように騒ぐ中年女性も。

謝っても聞く耳持たず、だったので、「あーあ、年はとりたくないわね、うるさいもの、おばさん」って彼女にしか聞こえない声でそっと言い返したことも。きっとそんなに年は離れていなかったでしょうけれど、そういう感覚がすでにおばさんだものね。キーッてなっていました。

他人にキレたり、怒鳴ったりするほうはスッキリするでしょう。でも、いわれたほうはずーっと嫌な思いが残るのです。

天声人語でもそう書いてありました。

「こんな大人は地獄行き」みたいな絵本でも書いてみたいなあ。

 

今日のお弁当。

鮭とシソの混ぜご飯。寿司飯で。

ナス味噌。鶏挽肉で。

ソーセージとズッキーニ、プチトマトのカレーソース焼き。

美宝柑(だったかと)。

りんごジュース。

 

 

 

 

 

 

 

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