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スタッフの日々
不快なCM
2012年05月22日

「金子みすゞの詩のコマーシャルが嫌なのよね」と社長。

なんだそれ?

「ほらー。すずめのやつよ。あれを見るたびに嫌な気持ちになるのよ」

見た事がないです、そのCM。

でもちょっと調べてみると出てくる、出てくる。かなり多くの人が嫌な気分になっているみたい。

その詩は「すずめのかあさん」

子どもが子すずめつかまえた

その子のかあさんわらってた

すずめのかあさんそれみてた

お屋根で鳴かずにそれ見てた

 

うーん。確かにいい気持ちはしない。「残酷」という言葉が浮かぶ詩です。

CMも見てみました。

明るい口調のナレーションでこの詩が詠まれていて、幸せそうな親子が出ています。最後には思いやりの心を大切に、といったコメントが流れて終わり。

うーん。思いやりの心を大切に、ね。

この会社に問い合わせをした人もいるらしく、その回答もブログで書かれていました。

それによると、他人の痛みをわかるのが思いやりの心であると考えてCMに採用したとのこと。

そしてこのCMに関して、解釈が千差万別で非常に難しく、放映後は賛否両論があるとも書いてありました。

うーん・・・

この短いCMでそこまで視聴者が理解することができるのでしょうか。

やっぱり多くの人が私が感じたように「残酷」「非情」と思うような気がします。

 

どうしてかあさんは子すずめをつかまえた子どもに対してただ笑っていたのだろうか。

どうしてすずめのかあさんは鳴かずに見ていたのだろうか。

 

現代の人間たちをあらわしたような詩だな、と思いました。

感覚も関係性も。社会の縮図みたいだとも思いました。

 

深い意味を持つ詩なのかもしれません。この詩の内容を客観視して、他者に対する思いやりの心を持ちましょう、と考えて作ると、このCMになるのでしょう。

でも、、、明るい気持ちにはなれないです、けっして。

悲しみや辛さ、無頓着といったような心がみえる内容で、だから自分はそうならないように、なんて思えない。

 

みたくなくてもみることになってしまうCMは、なるべく心に影を落とすような内容にはしてほしくないなと思いました。

インパクトという意味では成功でしょうけどね。

でも私はこの会社に対してプラスの感情は持ちませんでした。。。

 

今日のお弁当。

アジアンご飯。鶏挽肉とキャベツ、小葱を炒めて塩胡椒、ナンプラーで味付け。ご飯にのせて。

ママの作った煮物。ひじき、白滝、人参、ちくわ、しなちく、油揚げ、大豆で作った炒め煮。母が作ってくれました。

メカジキとカラーピーマンのレモンバルサミコソースソテー。

パイナップル。

チョコレートブラウニー。

 

 

 

 

 

 

 

 

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