2011年09月13日
「にしむく士(さむらい)」
今読んでいる漫画です。
江戸の町民夫妻が主人公。エラくもなければ特にかっこいいわけでもなく、信念で生きているわけでもない。フツーの人たち。
これが結構面白い。お風呂の中でちょっとずつ読んでいます。全3巻のうち、今2巻目。
大和和紀作品だから面白くないわけがないのですが。漫画なのに描写が細かく、読む部分も多いので充実感もたっぷり。
歴史に疎い私は昔の人は男尊女卑、いつでも男の人に決定権があり家庭でも世間でも君臨しているものだと思っていたのですが、江戸庶民はそうでもなかったみたい。
結婚のときに女性は離縁状を書いてもらっていたのだとか。江戸時代は女性側からの離婚は認められていなかったそうなのですが、最初にこの離縁状を書いてもらえば、女性側から別れたいときに、それを提出すればよかったのですって。
すべてがそんな感じ。男性社会っぽいけれど、裏で操っているのは女性。裕福とはいえない暮らしのなか、子供のように自由に生きる夫を操縦できる太っ腹さがないとやっていられなさそう。粋ですね、男も女も。不条理な世の中、そうじゃないとやっていられなかったのかも?
それにしてもここ1年くらい、かなり読んでます、漫画。
読もうと思っている本も3冊あるんですけどね。漫画の気楽さにやられちゃってます。考えなくていいし、簡単に泣いたり笑ったりスッキリしたりできる。ストレス解消、かな。
今日のお弁当。
みそたまご飯。溶き卵に砂糖と味噌を入れ、炒り卵に。ご飯にのせると美味しいです。
パプリカとナスの肉詰め。鶏挽肉、玉ねぎ、にんじん、塩胡椒を混ぜて、パプリカに詰め、ナスに挟んで焼く。赤ワイン、ケチャップ、ソース、醤油を入れて煮詰めればok。パプリカには最後にとろけるチーズをのせました。
切干大根の煮物。切干大根、ひじき、にんじんの入った乾物を水で戻して、酒、だし醤油、みりん、しょうゆで煮ました。
ロザリオビアンコ。
kei