2011年06月27日
いやいや、重労働でございました。。。
我が家のエントランスに続く階段のところには樹齢30年以上のヤマモモの木があるのですが、現在果実の真っ盛りなのです。
4年くらい前までは実なんてつかなかったのに突然。調べてみると、ヤマモモは雄と雌の木がないと実がならないらしいのですが、近所で雄木を植えたり、街路樹としてどこかに植えられたりすることによって、このように突然の実の発生ということがあるようなのです。
もうすごいのなんの・・・
階段から道路、停めてある車までが真っ赤。熟したものから落ちていくので、そりゃもう大変なことに。
掃除をしても1時間後にはまた真っ赤。ビーサンの足は赤いですし、ふとみるとジーンズの裾まで赤くなってたり。放っておくと発酵したような酸っぱい匂いになってしまうし。
でも、このヤマモモ、ジュースやジャムにするととっても美味しいのです。赤ワインとブドウを合わせたみたい。
去年も近所のきよちゃんママに実をおすそ分けしたところ、彼女もジャムを作ったみたいで、「すごーく気に入ったから、来年もぜひよろしく♪」といわれ、今年もそろそろだよー、と声をかけたところ、きよちゃんが収穫にやってきました。
娘とふたりで3階のベランダのところから収穫を開始していたので「がんばってねー」なんてジョギングにでかけ、帰ってきたら・・・ベランダ中がヤマモモの枝だらけ!
祖母のところで高枝切りバサミを借りてきたそうです。
それでもまだまだ。枝を切ったり、枝から実を離したりと3人で作業をしていたら、下からおーい!と、きよパパも手伝いにきてくれて。
店屋物のお昼ご飯の後は今度はきよママが。結局、収穫、掃除で終わったのが夕方。朝からずっと作業をしていた娘達は「腰が痛い。クラクラする。」と超お疲れモード。そうだよね、私もクラクラしたもの。掃いていたら自然と右に倒れていくくらい。
段ボールいっぱいの実、実、実。
きよママとふたりで、「すでにヘトヘトなのに、ここからの作業を考えると気が遠くなるよね」って。
明日にでもやろう、なんていっていたふたりですが、夜、きよママから「今、大鍋で第一陣ジャムを始めましたー。選別、洗浄で手がシワシワ~」とメール。ちょうど私も煮始めたところだったので写メつきで「こんな感じ~」って。面倒なことはさっさと済ませたいタイプなんです、ふたりとも。
昨日は2回ほど大鍋でつくりました。
何度も洗って残った葉っぱや実の先についた小枝、傷んでいるのや青い実を取り除き、鍋に入れて砂糖(私はヘルシーに三温糖にしてみました)をまぶして弱火に。
アクが結構出るのでこまめに取り除きながらグツグツしていると水分が沢山でてきます。実の大きさが中の種と変わらないくらいになったら漉します。きよママはここで果肉を戻すそうなのですが、私はシロップだけ。多分、きよママのジャムはペースト状、私のははちみつ状。
シロップを鍋に戻してまたグツグツ。途中でジュース用に取り分け(ガス入りのミネラルウォーターで割るととっても美味しい)、残りはさらに煮詰めてとろみがついたところで火からおろして冷ませばジャムの完成!
手間はかかるけれど、材料はヤマモモの実と砂糖だけ。それなのに酸味と甘み、コクがあって最高です。
さっそくヨーグルトに入れて食べました。美味です。
ヤマモモは健胃、抗酸化作用(老化防止)、美白、抗菌作用、視力向上、血圧低下などの効果があるんですって。お酒にすると冷え性や滋養強壮に効果があるハーブ酒としても知られているとか。
まだまだ実が残っているので、今日もジャムとヤマモモ酒作りになりそうです。
今日のお弁当。
ドライカレー。合びき肉と玉ねぎ、人参、いんげんを炒めて塩胡椒、赤ワイン、フレーク状のカレー、醤油、ケチャップで味付けし、ご飯と炒めました。
なすの生姜醤油びたし。薄切りなすをレンジでチン。油で炒めてから生姜醤油につけました。冷たくして夏のおかずに。
たまごやき。甘い系。
巨峰。
kei