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スタッフの日々
友ご飯
2011年04月18日

土曜日。友人と突然ご飯。

予定を決めて会うのもいいけれど、フラっと時間が空いて、じゃぁ、食べよっ!っていうのが好き。ワクワクします。

でも突然だから、案の定、お店はどこもいっぱい。

決まったところは代々木上原の「青」。和食を食べながらお酒を、って感じのお店。でも友人が前から行きたかったところなので、よしとします。

決めたのは私でもその友人でもなく、友人の先輩であり、私のご近所さん、なのですが。

彼は友人と私を自由人だと思っているので、細かいことや段取りを踏むことなどは全部やってくれます。っていうより、期待していないのですね、我らを。

自由人・・・彼は天真爛漫って、自由人よりもさらに聞こえのいい表現をするけれど、要はわがまま、勝手気まま、ってことなのでしょう。保護者ですね、ほとんど。

美味しかったです、青。ご飯もの以外が順番に出てくるミニコースを選択したので、お酒を飲みながら待っていれば適当に出てきました。娘も満喫。

日本酒中心で飲んだのですが、被災地を応援しよう!ということで東北のお酒を。

日本酒は酵母がその酒蔵ごとにあるので、そこが壊れてしまうと同じお酒を造ることができなくなってしまうんですって。

本来は同じ品質を毎年造るというのはとても難しいことなのだとか。

色々なものがなくなってしまったのですね。家も仕事も家族も。

そんな話から友人が「地震関連の新聞記事で母から教えてもらったのが本当につらくて。涙が止まらないの」といいながら、4歳の愛海ちゃんの話をしてくれました。

愛海ちゃんは地震のときに保育園にいたのですが、激しい揺れが起こったのでお母さんが迎えにきて帰宅。そこで津波に襲われ、お父さん、お母さん、2歳の妹は現在も行方不明。愛海ちゃんは背負っていた保育園のリュックが網に引っ掛かって助かったのだとか。親戚の家にいる愛海ちゃんは「ママに手紙を書く」と言い出し、こたつの上にノートを広げ、1文字ずつ1時間近くかけて「ままへ いきてるといいね おげんきですか」。ここまで書くと疲れてしまったようでそのまま寝てしまった。その様子が写真つきで掲載。

愛海ちゃんは内陸部に住んでいるおばあちゃんが自分の家に連れて帰りたいと思っているのですが、「ママが帰ってくるまでここで待ってる」と動かないのだそう。携帯もまだ通じていなかったのに「パパから電話がかかってくるかもしれないから」とパパの携帯をいつもそばに置いているのだとか。

愛海ちゃんのような子供たちが沢山いるのだと思います。つらいです、本当に。神様は何をしているの、って思います。

友人は泣きながら「私、バタバタしていてまだ何もできていない。だから、今震災の子供たちのために募金活動している、あしながに寄付してこようと思っている」と。

そして昨日の夜。

メールで「あしながしてきたよ!こっちゃん(私の娘)がお年玉のなかから3,000円を寄付したっていってたから、私も大人として10,000円してきた!」と報告がありました。

「これからも何かできたらいいよね、少しずつでも。私も今日も茨城とかの野菜を沢山買ったよ!現地などのボランティアもできることがあればしていきたいと思ってる。」と返信し、ボランティアも仲間を募って何かの形でしたいよね、と。

したいよね、じゃなくて、しなきゃ。できることを。

kei

 

 

 

 

 

 

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