2010年11月30日
昨日の夜ご飯は薄切り牛肉のサワークリーム煮。玉ねぎ、ズッキーニ、ほうれん草、マッシュルームも入って栄養たっぷり。ご飯にかけて食べると美味しいのです。
お腹いっぱいなところで冷蔵庫を開けると牛乳が。
普段それほど家で牛乳を飲むことはないのだけれど、「特選」というロゴが目に入り。娘にお使いを頼んで買ってきてくれた牛乳。いつもは低温殺菌のものを買っているので初めてみたのです。
なんか美味しそうでしょ。ちっちゃいコップに入れて飲んだら、甘くて美味しい。ついつい2杯目まで飲んじゃって。
それからが大変。
なんだかお腹が痛い・・・
そう。大人になってから牛乳を沢山飲むとお腹が痛くなるのでした。サワークリーム煮のクリーム&牛乳、ダブルパンチだ。
小学生のときは給食で毎日飲んでいたのにね。なんでだろう?
調べてみました。
乳に含まれる乳糖を消化する酵素、乳糖分解酵素は授乳期の赤ちゃんにはあるけれど、大人になっても乳糖を分解して体内で利用するには乳糖分解酵素を持っていなければならず、それを持っているのが、ヨーロッパやアジアの遊牧民族という牛乳や羊乳等を栄養素として取り入れてきた一部の人たちだけなのだとか。日本人が牛乳を摂取しだしてからは歴史が浅く、そのため、約8割の人が乳糖不耐、つまり大人になってから乳糖が分解できなくなってしまうのだそうです。
これは哺乳動物としては自然な姿で、大人になってまで乳を飲んでいる哺乳類は存在しないのだそう。確かにね。
大人になって大量の牛乳を飲むことができるのは遺伝子の突然変異によるものだということが最近の研究でわかったのだそう。1万~1万2千年くらい前に突然変異を起こしたのだそうです。
だからお腹を壊してまで無理して摂取する必要はなく、妊娠中に無理して牛乳を多く取ると、生まれてくる赤ちゃんが牛乳アレルギーになる可能性が高くなるのだとか。
そうか。小学生のうちはまだ赤ちゃんの名残りがあるからお腹を壊さなかったのですね。
日本人には日本人に合った食生活をしなくちゃいけないのか、遺伝子的に。
でも、、、牛乳って美味しいですよね。チーズも生クリームも大好き。スタバのココアも後から絶対お腹が痛くなるけれど飲んでしまうし。
ちょっと悲しい研究結果でした・・・
kei