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スタッフの日々
GW
2010年05月06日

GW、お天気に恵まれましたねっ♪ 皆様、いかがお過ごしでしたか?

私は何にも予定を決めず、のんびり過ごしました。

ある日はあまりの天気のよさにピクニックしよう!と思い立ち、娘と両親、妹家族と犬達とお弁当を持って実家のそばの公園へ。

広い芝生の真ん中にちょうどいい木陰ができる木が1本、その下にシートを敷いて午後いっぱい過ごしました。

人もほとんどいなかったので犬達もフリー。子供達も木に登ったり、四つ葉のクローバー探しをしたり、大人達は昼寝をしたりと、超満喫でした!

またある日は足が疲れるほど動き回ったり。

銭湯に行ったり、図書館に行ったりもしました。

図書館で借りた「それでも人を愛する犬」。子供の図書コーナーにあったのですが、なんとなく気になって借りてしまった、個人で犬猫の保護活動をしている田辺アンニイさんの本。

ホームレスが飼っていた犬の存在を知って保護活動を始めた著者が遭遇した犬猫たちについて、その境遇や保護内容、里親に引き合わせるまでの様子が書かれていました。

なかでも一番心に引っかかったのがリュウ。本の表紙にもなっている雑種の犬。

土手に住んでいたホームレスが飼っていたリュウは子供たちが面白がって「死んじゃえ~」って石を投げつけても逃げるわけでもなく、じっと耐えていたそう。目に当たって腫れあがっても、どんな仕打ちを受けても、それでも人が好き。不信感を持たない。

そのリュウの住むテントが放火されて、繋いであったリュウは自分で紐をちぎって火のついた背中をどぶの中に飛び込むことによって自分で消火。そんな出来事があっても荒んだりしない。それでも人が好き。

すごいですよね。人間だったらこうはいかない。もちろん、動物だってなかなかリュウのように強い心を持ち続けることはできない。

まず、リュウに尊敬。

そして石を投げたり、放火をしたりする、そんな人達にビックリ。

犬だから、ホームレスだから、同等じゃない?汚いから?一般でいうきちんとした暮らしをしていないから?

それこそ心が荒んでる。リュウに学んで欲しいです。

そしてやっぱり動物を迎えよう(飼おう)としている人にはペットショップやブリーダーで探す前に里親になることを考えて欲しいと思います。

ただでさえ、辛い生活を強いられてきたんです。たまたま、そんな境遇に生まれてきたばっかりに。

だったら残りの人生(犬生?猫生?)を温かな家庭で愛情いっぱいでぬくぬくさせてあげたいと思いませんか?

スパーブのリンク集にある「いつでも里親募集中」。ここでは個人や団体で保護したり、事情があって飼えなくなった犬と猫が地域別で里親を募集、毎日更新しています。

飼おうと思っている人もそうでない人も一度のぞいてみてください。

本当に沢山いることにびっくりしますよ。

kei

 

 

 

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