2009年12月17日
言葉って大切だなあ、って最近しみじみ思います。
イライラすることがあってつい周りの人にキツイ言い方をしてしまったり、言葉足らずで相手に上手く伝わらなかったり。
相手のことをよく知らない場合はもちろん、身近な人だって言い方ひとつで全く違った受け取り方になりますよね。
メールやブログも同じ。
PRの仕事はまさに言葉を多用します。
それも実際に会ったことのない人とのやり取りも沢山。
だから電話ではなるべく明るく的確に、メールは丁寧に、を心がけています。
特にメールは難しい。端的に用件だけ伝えるほうがいいって考えもあるかと思うのですが、私は「~してください」ではなく、「恐れ入りますが~していただけますでしょうか」って書きます。
それは私自身が言い切り方を冷たく感じるからだと思いますが、表情が見えない分、ちょっとした言葉、文章に敏感に反応してしまうような気がするんです。
仕事以外でも同じこと。
電話や会って話せばその状況や心のあり方がお互いわかるのでそれほど気になることもないですし、もし言い過ぎたな、って思えば、すぐフォローができる。たとえフォローができなくても相手の気持ちは推測できます。
(もちろん、だからといって、何をいっても許されるわけではないですけどね。
一度口に出した言葉は撤回できないですし。それで気分を害して「もうこの人とかかわりたくない!」ってトラブルもよくあること。
「口は災いの元」「親しき仲にも礼儀あり」ですね。。。気をつけます。)
文章は本当に難しい。何度も読み返すことができる分、さらに。行間も考えてしまいますしね。
だから、鬱々としているときやイライラ気分のときはとっても気をつけないと。
相手に当たってしまったり、思いやれない言葉を書いてしまったり、出してしまったら後の祭りです。
相手がこちらの状態や性格(文章力もね
)を理解していれば許してくれることもありますが、それは相手に頼りすぎ。
何度も続けば呆れられてしまうかも。
呆れられるのは自分のせいですが、嫌な気持ちにさせてしまうのは最低です。
日本語は助詞や文末の結びの使い方ひとつでいろんな捉え方ができますよね。
だからとっても面白いのですが、きちんと使いこなさないと強大な武器になってしまう。
怖いですね。
クリスマスカードや年賀状など、文章を書く機会が1年で一番(?)多いこの季節。
気の利いた言葉が浮かべばいいのですが。
こんな日記を書いていたら、キキが「皆さ~ん、年賀状書いてくださ~い!今年は早く出してくださいね~!!!」と。
あ~ん
kei