2021年12月19日
「あと2週間で来年になっちゃう。ついこの間、牛柄のネイルをしてもらったばかりな気がするのに、1年あっという間。何をやってきたんだろう私。何にもやらないうちに終わっちゃう・・・」
夕方、犬仲間と散歩をしながらこうつぶやいたところ、
「ずっと忙しく動いていたじゃない。だからあっという間なんだよ。セーラもそうだし猫だって何匹救ったよ?イベントもやったし、sippoにでたりトークライブもしたり、いろんな支援もした。よくやった1年だったと思うけど。」
何匹だろう。猫村のTNRが11匹、福島からが10匹、里親探し協力が6匹、近所のTNRが2匹、白米玄米、そしてセーラの譲渡。このくらいだったかな。
「でも、動物の現状を変えたわけじゃない。何度も言っているように、全ての動物病院が1ヶ月に1匹ずつ野良犬猫の不妊手術を請け負ってくれるだけで世の中の野良猫の殺処分がグンと減るのに。そういうことを変えていきたいのに。」
「保護犬猫がブームになってきているし、少しずつ世の中の関心も変わってきているんじゃない?少なくても周りは変えていってるじゃない。」
満月だからか、妙に暗い私に気遣う言葉をかける犬仲間。
「ま、真面目だからね、そもそもが。何でも頑張りたいし自分が満足する成果じゃないと自分を許せないんでしょ。でもよくやってるよ、本当に。」
来年はもっともっと頑張ろうと思う反面、この世から逃げたいと苦しくなる気持ちも。満月だからか、神田沙也加ちゃんの訃報がショックだからか、、、暗いわ、私。
沙也加ちゃん。
ファンだったわけじゃないけれど、あの綺麗な歌声といつもどこか危うげな感じがどうにも気になる存在でした。
楽しそうな姿をみるとよかったね、って嬉しくなる。
多分、日本の多くの人がそうだったんじゃないかな。
もったいない。あんなに素敵で仕事も順調。これからもっともっと認められる女優さんなのに。
みんなそうも思っているのではないかと。
私もそう思うのだけど、でもその一方で、ようやく楽になれたね、よかったね、とも思ってしまいます。
生きるのって辛い。一生懸命、頑張ろう、頑張ろう、努力しようとすればするほど辛く苦しい。
先述の犬仲間は「自分は子供の時に、楽したい。楽に生きたい。なるべく頑張らないって決めたからねー」といつも口にします。
楽したい・・・難しいなー。
生きるって大変。