2021年05月14日

こんちがトライアルに行く前日の夜中(当日の明け方?)、ガシャーンと大きな音がして寝ぼけながら周りを見回すと、パソコン周りのものが落ちていてそこにこんちが座っていました。
朝片づければいいや、とそのまま眠ったのですが。
朝起きるとカスレが右後脚を下につけずにぴょんぴょんしています。
うわ。骨折しているかも。
その日はこんちを里親候補者さん宅に連れて行くので病院には間に合わず、翌日に病院に連れて行くと(レントゲンで)膝のお皿がまっぷたつに割れていました・・・
「お皿が割れることってなかなかないんですけれどね。これ、難しい手術になると思います・・・」と先生。
本を出してきて説明しながら「猫でやったことがなく、そもそも猫でできるのかもわからないですけれど。とにかく指導してもらっている整形外科の先生に今から聞きます。」
あ、もしかしてなるの脚を治してくれた先生達じゃない?
「あ、そうですそうです。」
その流れで今日、整形外科専門病院へカスレを連れて行きました。
結果はやはり手術。
細かく説明してくれましたが、いやー、なんて難しそうなのでしょう。
先生も「難しいです。」
カスレは小さな猫なこともあり、膝のお皿の幅はなんと4mm。
そして一番小さなボルトは6mm。
その4mmの骨にボルトを2本入れ、2mm分のボルトが大腿骨や皮膚にあたらないように金属板を入れ、なおかつお皿の周り全体を動かないように固定して、、、
その上、「気になることがまだありまして。カスレちゃん、この歯は元々ですか?お皿が割れることはあまりなく、こういった子の統計を取ると、どうも歯の問題と関係がある気がして。」
要は骨が脆いってことですね。
可能性、おおいにあると私も思っていました。
カスレは犬歯が2本(乳歯の横に永久歯)で1本抜き、それから上の前歯1本が少しずつぐらついて抜け、今は下の前歯1本が抜けてきています。どうも弱い。
脚を痛めた時に「あ、骨折かも」と瞬間に思ったのもそれが理由です。
大人になっても小さいし。
ということは、そのボルトを入れることでお皿が砕けてしまう可能性もあるんじゃないかなあと。
「ということですね、先生。」というと、「その通りです。」
それでもやらなければ、そのまま、一生脚に力が入らない状態。やってダメでも同じ。
ならば成功に賭けるしかないよね、と思いました。
おチビなカスレ。
専門の先生達がみんなで話し合ってくれたのだから、これがきっと今の選択で一番なはず。
なるも先生達のおかげですっかり元と同じようになった(あの時もかなり難しい手術でした)し、きっと大丈夫。
頑張れカスレ!