2020年09月30日
5月5日。保護して実家にお願いしたその日に7匹を出産したクロエ。
生後5日目に一番小さなミケが天国にいってしまいましたが、他の6匹はすくすくと成長し、それぞれが里親さんの元に旅立っていき、最後に残ったのがクロエとヒヨ。
ヒヨは残ったというよりも、死んでしまったミケと同様、小さくて最初のうちは弱々しかったので、あえて残していたのです。
とっても母性の強いクロエがひとりになるのも可哀相で、できれば仔猫の1匹と一緒にと思っていたこともあり、じゃあ、ヒヨと一緒に里親さんを探そう!って。
それから今日まで実家で母(と父)がお世話をしていたのですが、どんどん愛情が深くなり離れがたい(でも年齢を考えると飼えない)ことや自宅を簡単リフォームすることになっているので「もうリミットよ!」
ですよね・・・
クロエだけ、ヒヨだけの里親希望者さんは何人もいましたが、2匹で寄り添っているのをみていると「それはできない。」
我が家は今、預かりのセーラがいるし、猟犬アイリッシュも2頭いる。仔猫のヒヨはともかく、静かな実家の犬にさえビビリまくりのクロエが猛獣いっぱいの我が家で落ち着けるはずもなく。
そしてクロエとヒヨのことでは母と妹が険悪になってしまい、いやはや限界だよね。
「真剣に探すんだよ!でも妥協はしちゃダメだ。一生懸命にやれば絶対にいい人に巡り合えるから!」
妹にも発破をかけ、私も貼り紙を家の前に貼ってみたり近所のお店にお願いしたりと、「忙しい」を言い訳にしないでもっと頑張ろう!と姉妹でわけのわからない念を入れ始めました。
そしてついに。
最高の里親預かりさんがみつかりました!
妹?のブログをみて手を挙げてくださったのでした。

「10時までに実家に来て。一緒に届けにいって!」
え。今8時少し前じゃん。
仕方がない。慌てて犬散歩をして支度もそこそこに家を出ました。
妹の車にはすでにすごい荷物(猫のフードやブランケットたち)。そこにまた母のすごい荷物を載せ、人間3人に猫クレートが2つ。
いっぱいいっぱい。
どんだけセレブ猫なんだっちゅーの。
預かりさん宅は御殿場。
最高の天気に富士山をみながらの道中は「なんかドライブみたいだねえ 笑」
預かりさんはとても明るくて動物が大好きな素敵な方でした。
2匹の元保護猫ちゃんと最近保護した仔猫ちゃんがすでにいるのに、「ゆっくり里親さんを探そうねー。もしうちが気に入ったらそのままでもいいのよー」なんて、懐の大きな言葉まで!
よかった!本当によかった!
ずっと心配していた母も預かりさんにお会いして、その人柄と環境に一安心。「きっとうちより幸せだよね。」
本当にありがとうございました。
クロエとヒヨをどうぞ宜しくお願い申し上げます。
そして、母と父にも「ありがとう」。