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スタッフの日々
さよなら、パンダ
2020年07月03日

パンダとお別れの日がやってきました。

 

あーあ、とうとう今日がやってきちゃった。

そんなことをもちろん全く知らないパンダはいつものように「撫でて」と催促。

シャワーを浴びようとお風呂場に行くと、くっついてきてドアのところにいるし、カスレと遊んでみたり、一緒に寝てみたり。また少しすると娘の頭のところで寝ていて。

毎回のことなのにいつも寂しい。慣れない。

前回のご兄弟は2匹だからまだよかったのですが。寂しいけれど一緒だからね!って思えたから。

パンダはついこの間クロエや兄弟と別れたばかりなのに、また私達やカスレと別れて。

先住猫のコタ(去年、保護した仔猫ツミレです。)、くれぐれも宜しくね。

 

コタのママと娘さんがお迎えに来てくれて、コタのバッグにパンダを入れると、バッグの網から不安げにこちらをみているパンダ。

パンダをみた瞬間、「ちっちゃい!可愛い・・・」目が♡の娘さん。

よかったね。きっと沢山可愛がってくれるね。

パンダ・・・

幸せになるんだよ!

 

・・・寂しい、、、

動画をみながらこっそり涙する私。

娘も「なんでこんな気持ちにならなきゃいけないんだろうね。いいことしているのに、どうしてこんなに寂しくならなくちゃならないんだろうね。」

そして、「動物を捨てるな!餌やりしたら避妊手術をして最後まで世話をしろ!安易な気持ちで動物を飼うな!」って腹立たしく思うのです、これも毎回。

そういうやつらのせいで私達が辛いんだよっ!ってね。

また、「人間の都合で決められてしまう動物の一生。これ(里親への譲渡)だって本当の意味で動物の幸せなのだろうか・・・」という答えが出ない疑問も毎回。

「健康に気遣って、適切な環境(犬ならば充分な散歩をしたりね)で、きちんとした食餌を与え、愛情を持ってコンタクトしているからうちの子は幸せ!」

そう言いきれる飼い主さんって羨ましいなあっていつも思います。

他人からは「(私)ちゃんのうちの子達は本当に幸せだよね」と言ってもらえますが、本当にそうなの?って。

人間からみて幸せだとしても、それはあくまでも「人間側」。

動物に聞いたわけじゃないし、彼らの本当の幸せって私達人間にはわかるわけないじゃないの、って思うのです。

幸せと勝手に決めてしまう感覚こそ、人間のエゴじゃないのかなあって。

そう考えてしまうから、私は動物を飼うことが好きじゃないのですね。

好きじゃないという言い方は違うかな。責任重大で畏れ多いのです。

それなのに、ずっといつの間にか動物に囲まれてしまっているけれど、命の重さにいつも重苦しさも感じているのです。

 

 

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