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スタッフの日々
お空に帰ったミケちゃん
2020年05月13日

クロエの仔猫7匹兄弟は昨日で生まれて1週間でした。

家族のグループLINEに昨日、その中の1匹が死んでしまったと、母から連絡がありました。

一番小さかったミケちゃん。

昼間に様子を見た時、ミケちゃんだけクロエから離れていたので母が近づけるとそのままおっぱいに吸い付いたので、特に問題ないと思っていたところ、夕方、姪が来て、口を開けたまま動かないミケちゃんを発見し、「動いていないよ!」

買い物に出ていた妹が戻ってくると、2人は泣いていたそう。

それからの母の落ち込みは大変なもので、自分を責めたりもしていました。

誰のせいでもないのです。

もし野良猫で出産していたとしてもミケちゃんはダメだったでしょうし、もしかしたら他の子もいないかもしれません。

それくらい母がお世話をしてくれる環境は快適で安全。

こんな小さな月齢での突然死は元々どこかに異常があったと思われ、ミケちゃんも運命だったのだと思います。

母にもそう伝えながら、預かりを頼んだことで母にこんな思いをさせてしまったことを申し訳なく思ったのでした。

お腹の大きなクロエのことを心配して病院に相談した男性、それを聞いて一緒に保護しにいった妹、診察代を安くしてくれたりケージを貸してくれる病院、出産という大きな問題があったクロエを預かってくれた母、里親を探してくれる人、里親になってくれる人・・・

いろんな人の優しさと尽力でクロエと仔猫達の今があります。

 

可愛いから、お腹が空いているだろうから、と餌やりをする人達も猫が好きなのだと思います。優しい人なのだと思います。

だけど、去勢・避妊手術をしないので、餌がある場所に集まってくる猫は増えていき、保健所が殺処分、という状況です。

クロエもそこで何度か出産しているようでした。

餌をもらっていたので人慣れしていたことはよかったですが、逆にそれで虐待を受ける可能性も高くなるということです。

そういう猫がその場所には多いということです。

餌やりさんはそこまで考えているのかなあと不思議に思います。

もし本当に猫を大事に思うのであれば、その子達が出来る限り快適で安全で幸せな状態を作ってあげようと考えないのかなあと。

結果的に、沢山の猫の命を作って殺して、という手助けをしているのになあと。

餌やりだけをしている人は自己満足の行動だと思ってしまうのです。

その自己満足の行動で、多くの人がその尻拭いをすることになっているのです。

母のように心を痛める経験をすることになる人もいますし、殺処分する人達だっていい気持ちがするわけがない。

他人にしわ寄せがきているのってどうなんだろうって。

 

健康な体に勝手に手術を施すなんて!そんなの自然じゃない!

そういう意見もあると思います。

でもさ。

元々、自然が少ない人間社会で暮しているのだから、自然じゃなくて当たり前だと思うのです。

 

ミケちゃんは今朝になり、「消えた!」と母から連絡がありました。

そして部屋中を探して、「みつかった。」

部屋の隅の置物の後ろに隠してあったそうです。頭と手がない状態で。

クロエが運んで隠したのでしょう。

それをみつけた母はさらにショックだったと思います。

お昼ご飯を買って実家に行き、やはり母が心配でやってきた妹と一緒にミケちゃんを埋めにいきました。

それからもクロエはミケちゃんがいたタオルを嗅いだり探すようなしぐさをしていると連絡がありました。

クロエ・・・

生まれた時からきっとずっと人間に振り回されているクロエ。

全然自然なんかじゃないです、よね。。。

 

 

 

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