2020年04月20日
仕事の電話をしていると母からの着信が。携帯にもかかって来ていた上、ショートメールで「会社にも携帯にもかけたのに出ないなんてどこにいるの!」と。
怖っ。
どうしてこんな風に自分勝手な物言いなのだろうとげんなりしつつ、でもこういう時はたいてい本人はテンパっているので、何かあったに違いないと急いで電話をすると、あれ?のんびり出てきた。
「パパから電話がかかってきたんだけれど、ザーザーという音とハアハアという呼吸しか聞こえなくて、もしかしたらどこかで倒れているのかと心配になったから電話したのよ。でもどうやらよく聞こえないところからかけたみたいで、なんでもなかったわ。」
あ、終了したのね。
ほーんと、自分の感情をすぐに周りにぶつけるところ、なんとかならないものだろうか。まあ、小さい時からのことだから慣れてはいるし、おかげで似たようなタイプの人にも「はいはい」って驚かないでいられるけれどね。
「そういえば、パパ、外でランチを食べる時、火の通っているものはいいけれどつけあわせのサラダは手を付けられないんだって。コロナが心配で。それなりに気を遣っているらしいよ。」と母にいうと、
「少し前からちょっと気を遣いだしているのよね。消毒薬を買ってみたり、新しくマスクを買ってみたり。」
それはいい傾向だ。電車も時間差で空いている時間にしているといっていたし。
で、ママの体調は?よくなった?(コロナ以前から風邪を引いたりしていたのです)と聞くと、
「病院で肺の検査をして問題なかった数日後に雨の中、パフィの散歩をしていたら翌日熱がでたでしょ。1日で下がったから仕事(最近、区のお手伝いをしているのです)に行けたんだけど、この時期だから、そのことを話して1週間様子をみます、といったのよ。でも、人が足りないのにみんなに迷惑をかけちゃったと申し訳なくて落ち込んでいたのよ。そうしたら、その仕事のリーダー男性からメールが来て、『コロナのクラスターだとみんながいっているので、しばらく来ないでください』って。なーんか気が抜けちゃって。バカバカしいから、やめます、っていったわよ。そして頭に来たから、一緒に仕事をしていた人にやめる旨を伝えるついでにこの話しをしたら、『なに、それ。そんな言い方しなくていいじゃないのよね!頭に来たからその話し、私も娘にしたら、娘もそのメール、消しちゃダメだよ。こんな失礼なものが来たっていったほうがいい、って怒っているわよ!』って。」
はあ?
「そのメール転送してよ。晒すわ。」というと、母は笑って、「もうないよ。」
絶対にあるな。でも、私に転送したら大変なことになるってわかっているから隠しているに違いない。
「言い方ってあるわよね。コロナが心配だから、様子をみてください、っていえばいいのに。」と母。
「低レベルの人間だね、そいつ。言葉の使い方もできないし、他人への配慮もできない。幼稚園からやり直した方がいいんじゃないの。」というと、「本当だよ。でも、民度の低さがわかったから、もうつきあわないし、やめたからいいんだよ。」
あーーーー、そのメール、欲しいわー。
娘に話すと、「そのメール、くれ。晒す。」
やっぱりな 笑
本気でやったら、その男性もその男性の家族も炎上できちゃうよねえ。
もちろん母はそれからも問題なく元気に過ごしています。
少し前に、鴨川の犬仲間のところへみんなで遊びに行こうと計画を立てていたのですが、前日になり、
「今、この辺り、大変なことになっているんだよ。千倉でコロナが出たんだけれど、誰がかかってどんな状況だったかまで全て噂でわかってしまっていて。田舎の悪いところが出た―!で、東京ナンバーの車にすごく敏感になっていて、警察官まで回っているんだよ。俺の車、まだ東京のナンバーだから、知り合いのところに車で行き、ちょっと停めているだけで見に来るし。」と。
自粛の前だったのですが、面倒くさいので、「延期にしましょう!」
鴨川の犬仲間は東京育ちなので「田舎の悪いところ」といいましたが、確かに田舎で育った人はこんな世界で大きくなったのだから、それが田舎っぽさ丸出しだとはわからないんだろうなと思ったのでした。
母に失礼メールをしてきた男性もそんな世界で育った人だったのかもしれないですね。
えっ、ディスってる?

自粛の手仕事。2wayクラッチバッグを作ってみましたー。