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スタッフの日々
つみれ
2019年10月18日

木曜日の夜。

「千葉の大学の寮に住んでいる友達が、寮の近くで雨に濡れて弱っている猫をみつけたんだって。寮は動物禁止だけどかわいそうだからタオルにくるんでダンボールに入れてあげたらしいんだけど、1時間後に見に行ってもそのままいたんだって。大丈夫かなあ、どうすればいい?」と娘。

「とりあえず写真を送って、ホカロンを入れて温かくしてあげて、病院には連れていけないか聞いて」と答えました。

写真をみると。

仔猫だ。ガリガリで弱ってる。目も鼻もぐちゃぐちゃで風邪をひいているみたいだし。

「すごい田舎で病院はもうやっていないし遠いで今日は連れていけないから明日にするって。でも、部屋に入れられないから大丈夫かな?」とまた娘。

うーん。明日まで持たないかもね。室内にも入れられないし。

「どうしよう・・・」泣きそうな娘。

あーーーー、仕方がない!

「わかった。じゃあ、うちでなんとかするからそれまで様子をみていてと伝えて。柔らかいウェットを食べさせてみたりしていて。」

そして娘に、「わんわん(元夫)に電話して車をお願いしなさい。そして2人で迎えに行ってきなさい。」

その間に仲良し獣医さんに写真を送り、様子を聞いてみると、「あー、弱っているね。脱水を起こしているかも。私、今日、ちょうど千葉にいるから待機してる。」

じゃあ、私も行かないとまずいわね・・・

ということで3人で出発。

東金市。軽いドライブでした 笑

22時前に到着。仔猫は「ぐったり」。

友人獣医のところまではそこから1時間弱。うーん、ちょっと厳しい様子。

「その場所の近くの病院に連絡しておいたから!その携帯に電話してみて」

寮から車で7分の病院に連れて行きました。

 

明るいところでよくみると、生後3ヶ月くらいかなって大きさでした。ガリガリなので1.1kgとかなり細かったですけれど。

自分で食べることができないくらい消耗していて、熱もあり、ノミも沢山。

ネフライザーに入り、フロントラインスプレーをし、上あごにペーストをつけて食べさせシリンジで水。

疲れたように眠ってしまいました。

「明日まで頑張れるかどうかは仔猫なのでなんとも。明日あらためてかかりつけの病院へ」と獣医さん。

そして、たいした処置ではなかったですが、時間外や初診ということもあり、3万5千円。チーン。

そんなことより、うちに連れて帰ってもうーがうるさくてのんびり眠ることは絶対にできないし、どうしよう。。。

「一晩だけならうちでいいよ」と妹。よかった!

 

翌朝。

「ご飯を自分で食べられるくらいになってきた。で、病院はどうする?」と妹。

うちに連れて来てもやっぱりうーがね、、、

で、母に電話。

「仕方ないわね、じゃあ、いいわよ。」ほっ。

実家のパフィのかかりつけ病院に妹と一緒に連れて行ってもらいました。

「こんな状態で里親には出せないよ。風邪を治して糞便検査や健康チェックをして予防接種をしてからじゃないと。明日も来て」といわれたみたい。

知っとるがな!

ちょっと微妙な対応。抗生物質をもらって帰ってきたそうです。

で、また翌朝。

妹から「つみれ(仔猫の仮名前)、どうするの?目、かなりよくないよ。うんちもおしっこも出ていないし。」

母からは「随分元気になって動き回っているよ。ご飯も食べているし。うんちは出ていないけれどおしっこはしていたみたい。」

写真をみると、目は風邪、元気もあるようだし、うんちはしばらく食べていなかっただろうからまだ数日はでなくてもしょうがない。

病院は連れて行かなくてもいいと思うけれど。

と思ったのですが、心配な妹は自分が信頼する病院に連れて行ったみたい。

私は仲良し獣医さんに写真と様子を伝え、「用意しといたー」という目薬をもらい、夜に実家へ。

 

あらあら。すっかり元気。

鼻水や目はまだだけど。

「この子、飼われていたんじゃないかと思う。すごくひとなつこいのよ。」

ホントだ。

すぐに抱っこしてーと寄ってきて、顔までよじ登り、チュッ。可愛すぎ!!!

すでにめろめろの両親。

そしてなんだかとっても楽しそう。

よしよし、安心だ。

娘が必死で探したおかげで里親さんもすぐに決まったし、あとは風邪を完璧に治すだけです。

よかったね、つみれ。

 

 

 

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