2019年01月18日
2日前のこと。
朝の散歩の帰り道、家のそばの小さな横断歩道が青になったのでなると渡っていると、渡り終わったかなあというタイミングで、私の横断を待っていた車の後方でドカン!という音が。
びっくりして振り向くと、車の横で倒れている自転車があり、女の子が「イタッ・・・」。
車にぶつかったのですね。
大変!と近寄ると、車から年配の男性も降りてきて「大丈夫ですか?」
するとその女の子は「大丈夫じゃないですよ!痛い、、、」顎を打ち、脚も痛めたようです。
「どうして止まっているんですかっ!危ないじゃないですか!」と怒鳴っています。
えっ?
ちょっとちょっとー。車は私が横断歩道を渡っていたからそれを待っていただけですけれどーーーー。
と、いおうとしたところ、小型犬を連れた5、60代のご夫婦がやってきて、「ちょっとおかしいでしょ。あなたが車にぶつかってきたんでしょ!私達、全部見ていましたよ!井の頭通りをものすごいスピードで走ってきて、自分で停まっている車にぶつかったんじゃないの!」と運転していた男性の代わりに怒っていました。
「だって、私が優先ですよ!井の頭は青だったんですよ!だから私は走ってきただけで、この車がここに停まっているのはおかしいじゃないですかっ!」と自転車の女性。
あー。この子、自動車の免許持っていないんだわ、きっと。
「あのね、私が青でこの横断歩道を渡っていたんです。だから車は私が渡り終えるのを停まってまっていたんです。それが普通ですよ。きちんと信号を守っている横断者がいるのに車が停まらずに渡ってきたらおかしいでしょ。」と私。
自転車の女の子は「だって、私のほうが優先ですよ!青だったんですよ!」
そうでしょうよ。その道路と並行な私の横断歩道も青だったんですから。だからその横断歩道を横切りたい車は待つしかないでしょうよ。
小型犬のご夫婦も2人揃って、「あなたの言っていること、おかしいわよ」と言いながら何度も説明しています。「ものすごいスピードで走ってきたんだもの、停まれなかったんでしょ、車をみつけても」といいながら。
すると、自転車の女性は「車は見えましたよ。でも、そのまま進んでいくと思うじゃないですかっ!」
馬鹿か、この子。。。
「だから、私が渡っていたんですよ」と再度私が説明すると、「なんで私がこんなにみんなに責められなくちゃいけないんですかっ!」とキレキレ。
車の男性はとても穏やかな人でこのままじゃこの女性に押し切られてしまうかも、と思い、110番しました。
なおもキレている自転車の女性に対し、小型犬のご夫婦は「あのね。もし、車が突然目の前に現れたとしたら、あなたは車のもっと前方にぶつかっているんだよ。でもこんなに後ろだよ。そこに停まっていたってことだよね。」
徐々に「あれ?もしかして自分が悪い?」とちょっと思いだした自転車女性は車(それもベンツ)がへこんでいることにも気づいたのでしょう、「さっきはびっくりして強い口調になってしまってすみませんでした。」と謝りだした。
でも呼んじゃったもんね、警察。
私の推測するところ、自転車の女性は私が渡った横断歩道の存在を知らない(というより気にしない)でまさか車が停まっているだろうとは思わなかったのでしょう。動くはずだと思い込んで突っ込んでしまった、という感じだと思います。
10分以上経ちようやくおまわりさんたちが到着。
おまわりさんにそれぞれ全員が事情を聴かれました。
自転車の女性はまたお怒りモード。
それをみていた小型犬のご夫婦男性はおまわりさんに「運転している方がとてもおとなしいので、このままじゃ運転手さんが悪くなってしまうと思って。僕たちは全部見ていたのでいくらでも証言できますから!運転手さんはひとつも悪くはないですよ!」
本当ですよ。
やっぱり自転車を乗るのも講習を受けて認定をされてからにするべきだと強く思いました。
交通ルールがわからないからこういった事故が起こったり、意味不明な理由で激昂できちゃうのですから。
たまたま目撃者が複数いて、みんながきちんと証言したからいいようなものの、誰もみていない状況でこれだけ無理な言い分を言われたら、負けちゃう運転手さんもいるかもしれないなって思いました。
怖い、怖い。