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スタッフの日々
変わる
2018年11月01日

先日、偶然知り合いに会い、少し立ち話。

ずっと夢だったカフェ経営をする中でのアルバイトがなかなか定着しない、そしてみつからないこと、経営自体の悩みや不満をつらつらというよりはもっとアグレッシブに話しだしました。

うーん。

私が知り合ったのは3年くらい前なのですが、その頃から他者との関わり方、接し方、距離の取り方が上手じゃない人だなあと感じていて、今の問題もそこがネックになっているんだろうなと思ったのでした。

まず、トラブルや問題に対して自分に非があると考えないこと。

他人に対して期待しすぎること、そして甘えてしまうこと。

他人の意見に聞く耳を持たないこと。

 

大人ですし、自分のお金で自分の好きなようにするのはいいのです。

だけど、他人の手を煩わせてしまうのは「勝手」であり、「責任感がない」ということになってしまうと思うのです。

カフェを経営すると相談された時、本業が忙しいのがわかっていたので、「時間的に大丈夫か?」「料理は誰が作るのかなども含めたスタッフの確保は?」などの気になる点を質問しました。

答えは「大丈夫だよー。働いてくれる人はいるだろうし、最初は私もやるし、半年は赤字が続くだろうからそこを含めて金銭面も考えているし。料理は(私)さんがやってよー。」

えっ?なぜ私?

「いいじゃん。手伝ってよー。私と(私)さんの仲じゃん!」

私達の仲って・・・?そんな仲でしたっけ?

私は自分の仕事があるし、子供や犬猫もいるしでそんな時間はない、いい加減に「いいよー」なんていえない。私をあてにされるのは困る、といいました。

そうはっきりと伝えたのにはそれまでの彼女との付き合いでちょっと困ってしまったから。

彼女の都合で「今からお茶しよう。」断わっても「冷たい。いつならいいのー?」

彼女の好きなお菓子を次々とくれたり、自分の買ってきた帽子を私にかぶせ、「似合うー。それあげるー!」

悪いからと代金を払って買うことに。私はそれほど欲しいものではなかったのですけれど、いらないといっても聞かないので。そして彼女もお揃いをまた買ってきます。

何かのお礼に他の人にお菓子などを渡すと、「えー、私のは?」

彼女からもらう度に何かしらを返していたのですけれど。

悪気は全くないのです。多分、私のことをとても好きでいてくれて、仲良くしたかっただけ。家族みたいに仲良しだと思っていたのだと思います。

だけど、私の色々を独り占めしたいという感じがしちゃったのですね。私が娘にしているように、娘を思うように、自分を扱ってほしいと思っているのだろうなって。それくらい近しい存在に思っているのだろうなって。

そんなこんなの中でのカフェ話。いやいや、手伝うなんていった日にはいつの間にか私が毎日働くのが当たり前ということになってしまうわ、きっと。

何度も「あなたの感覚はちょっと困る。私は私のスケジュールがあるし、家族もいる。仕事をフルでしているし、そんなに暇じゃないのよ」と伝えたのですが、「そんなの私だって同じ。私だって忙しいんだから。」

私はあなたに無理させることはしていないのだけどな。仕事の時間帯も全然違うし。私は仕事相手とのやりとりが必要なので一般の会社の就業時間に私も仕事をしたいし、あなたは自分で制作する仕事だから好きな時間でできる。だから毎日のように昼間に誘ってくれてもほとんど出られないし、じゃあ、昼間うちの犬を預かって、といわれても、自宅じゃない場所に置かれる犬は落ち着かないから結局仕事にならない。

きちんと話しても理解してもらえませんでした。

「寂しい。(私)さんは私と遊んでくれないんだね。。。」

だーかーらーーーー。

カフェも手伝えないときっちりいいました。

「私を助けてくれないんだね。。。」

こんな風に依存してくるのに、こちらの意見は全く聞かない。

イエスマン以外は嫌なのですね。はいはい、って聞いてくれる小さい子供のお母さんのような存在しかいらないのです。

何を言っても「わかってるよ、いわれなくたって。でもさ、、、」と。

そのうちに「もういいよ!」とイラっとされて終わり。

もう仲良くしていくことは厳しいなと思い、フェイドアウトしました。

「私は仲良くしている人がいつも離れていっちゃうんだよね。(私)さんはそうじゃない人だって思ってる。」

そういわれたこともありましたが、ごめんなさい、私も無理でした。

 

身近な人、大切な人ほど、丁寧に接していかなくてはならないのにね。

親しき仲にも礼儀あり、ですし、親しいから、身近だからといって、まるで「自分」のように甘えるのは違う。

何かを頼むってその人の時間や頭、心を使わせることですし、誰かの手をあてにして何かを成し遂げようと考えることがそもそもの間違い。

私とあなたの仲だからそれくらいしてくれても、とそういうタイプの人は考えます。

でも、そういう人ってその身近な人が頼みごとをしても、「あっ、それはできない」ってあっさり断ったりするのですよね。えーっ、いつも色々してくれている人なのにその仕打ち?って周りはびっくりしちゃいます。

なぜそうなるのかというと、そういう人は「甘え」ているから、その身近な人に。自分の為にしてくれるのが当然だと無意識に思っているのです。

だから、身近じゃない人に対しては気遣いができたり「申し訳ない」って考えられるのです。

外面がいいともいえます。

愚かですね。

自分の為に尽力してくれる人、心から思ってくれる人を軽んじる(つもりはないのでしょうけれど)なんて。

周りからどんどん人が離れていくのは当たり前です。

そういう人はおべんちゃらを言ってくる人、イエスマンが大好き。自分を誉めてくれる人を「いい人」「わかってくれる人」と位置付ける。

おべんちゃらさんやイエスマンは自分のことしか考えていない、自分の為にあなたを誉めているのに、ね。

 

きっとこれも愛着障害。

親との関係が健やかじゃなかった人。

寂しい思いをして育ったとか、過干渉だったとか。

そしてコンプレックスを抱えている人。

 

それでももし、誰かが指摘してくれて気づくことができたら、自分できちんとこれじゃいけないと思えたら、自分の非を素直に認めることができたら、心から思ってくれる人にきちんと感謝をすることができたら。

変わっていけると思います。

 

おまけに。

他者を本当の意味で思いやれることが運を引き寄せるのにもっとも近いことだと思います。

 

 

 

 

 

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