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スタッフの日々
迷子のサモエドちゃん
2018年10月05日

昨日、インスタをみていると、迷子の犬達を掲載するアカウントがあがってきて。

あら?サモエドみたい。

珍しいなあと内容をみてみると、「雑種の中大型犬」「スピッツでは?」というコメントばかりで。

いやいやこれはサモエドだから!

念のため、幼馴染のサモエドちゃんの写真で特徴をよくよく確認し、飼い主さんにもインスタの画像を送り、「この子、サモエドですよね?」と聞いてみると、「サモエドだよー、どうしたの?」と。

千葉のおうちの庭に9月20日頃からやってくるようになり、少しずつ慣らしながら10月4日にようやくリードがつけられたとのこと。

飼い主さんまたは里親さんになってくれる人を探しています、という内容なの、というと、「えーーー!サモエド仲間で顔が広い人がいるから聞いてみるね。いなかったらうちで引き取りたいけれど。」

とりあえず、保護した方のインスタに「この子はサモエドだと思います。友人がサモエドを飼っており、知り合いに聞いてもらっているところです。もし飼い主がみつからなかったら友人が引き取ることも考えたいとも」と書き込みました。

そこから少しずつ状況がわかり、保護したお宅では置いておくことができないので保健所に連れて行ったこと、よく調べてみるとマイクロチップが入っていること、チップの情報だと飼い主は遠くの県在住とのこと、保健所から飼い主情報に連絡を取っているけれどなかなかつながらないこと、飼い主がみつからなかったもしくは引き取りを拒否した場合は1週間後に愛護センターに送られること、千葉県の保健所では通常保健所でボランティアをしている団体のみで個人の引き取りはしていないこと、愛護センターでは譲渡会以外の譲渡希望の場合、保護団体を通してしか引き取れないこと、、、など、ややこしい問題がでてきました。

なぜ遠くの飼い主さん?引っ越ししていたから?

こんなに長い間行方不明だったのに、ネットでも全く探している様子がみられないのは何故?

千葉県の保健所はなぜ個人の引き取りはできないの?普段保健所でボランティアをしている団体しか引き受けられないの?

沢山の疑問が出てきました。

 

それでも色々な人が動いてくれたおかげで、もし飼い主がみつからないまたは引き取らない場合は、知り合いが探し出してくれたボランティアをしている団体が引き出しをしてくれること、引き出した後は幼馴染のサモエドちゃん宅で引き取る(預かる)ことができるまでになりました!

とりあえずよかったです。

 

それにしても、、、

たまたまサモエドの写真だったから目についたわけで、そして「スピッツ?」「雑種?」とサモエドというワードがひとつも出てこなかったので私がコメントをした(間違った情報だとなかなか飼い主にたどり着かないと思ったから)わけで、サモエドだったから、サモエドちゃん宅でもすぐに引き受けを承諾したわけで。それも若いサモエドだったし。

これがよぼよぼの老犬だったり、雑種だったり、珍しくない犬種だったらきっと目に留まらなかったはず。毎日沢山掲載されるから。

ラッキーといえばラッキーだけど、不公平といえば不公平。

サモエドちゃんの将来が明るい方向に向かうであろうことはとても嬉しいのだけれど、心の奥がちょっともやもやするのは否めない。

自分も含めてね。慣れすぎちゃってる、迷いペットにも放棄動物にも。特に雑種が捨てられることに。

 

 

 

 

 

 

 

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