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スタッフの日々
ニューヨークに行ってきました!
2018年10月01日

ニューヨークに行ってきました。

今回の旅の目的は3つ。

ナイアガラの滝、オペラ座の怪人、そしてロングアイランドにあるアニマルシェルター見学。

 

ナイアガラの滝は圧巻でした!

もうびしょ濡れ!ものすごい水量がガンガンと流れているんです!水しぶきはどしゃぶりより凄い!

吸い込まれそうで怖いくらい。

激流の中、水鳥達は平気で(といっても水の中にもぐったり現れたりと優雅とはいえない状況でしたが)その中を泳いでいます。

確かに一見の価値あり!でした。

 

オペラ座の怪人はまず音楽がとっても好き。ドラマティックでいつ聞いてもグッとくる曲。あらすじも切なくて感動しないはずがない!って思っていたのですが、それだけに日本のミュージカルでは観たくなかったのでした。

やっぱり素敵!

最初こそ、若干うたた寝してしまいましたが、後半は涙、涙。

そして、その劇場でちょっと面白い出会いがありました。

幕間の休憩時間にトイレ待ちをしていると、後ろの女性が「あなたのそのリング、とても素敵ね!」と声をかけてきて。

「どこで買ったの?ニューヨーク?」「あなた、ニューヨークに住んでるの?」と次々と質問をしてきます。

「日本に住んでいて、今旅行に来ているの」「これは買ったんじゃなくて私が作ったの」と答えると、「すごい!あなたジュエラーなの?本当に素敵!どこで買えるの?欲しいのだけど。」

本当に気に入ったみたい・・・

「ジュエラーじゃないわ。これは趣味で作っているの。ほら、このピアスもそう」というと、「アメイジング!すごいのね!本当に素敵だわ!」と何度も誉めてくれるので、「じゃあ、これ、あげましょうか?」とつけていたリングを彼女にはめたのですが、入らない!

「じゃあ、大きいサイズを送ってあげる。どこに住んでいるの?」

「ホント!超嬉しい!」

と話したところでトイレの順番が来たので、「ちょっと先に行ってくるわ。戻ったらメールアドレスを交換しましょう。」

トイレを終えるともう始まる時間。

たまたま持っていた会社の名刺を渡し、「これ、会社のパソコンメールだから帰国しないとみられないけれど、ここに住所を書いておいて。名前は?」

ミッシェルというそうです。

「夫がスキーで来年日本に行くの。」と言っていたので、もしかしたらスキー選手なのかも。

迷惑メール処理をされませんように 笑

 

そして、アニマルシェルター。

ポートアイランドという駅にあるノースショアアニマルリーグというところ。殺処分ゼロのアニマルシェルターです。

ロマンスカーのような特急電車に乗って1時間。田舎の町といった感じ。

駅から徒歩7分くらい歩くと、シェルターや動物病院、ペットグッズやさんが隣り同士に並ぶ、大きな施設がみえてきました。

これが施設の入り口。

今日は月に1度の里親譲渡会の日。16時からなのですが、16時半頃に着くと、もう長蛇の列。みんな飼う気満々。

1時間以上並んだでしょうか。1組出ると1組入る、という感じだったので、なかなか進まないのでした。

ようやく入ると、中もひしめきあってる!

 

 

 

 

子犬だけでも20頭近くいたんじゃないかな。

気に入った子がいたらボランティアスタッフにお願いし、その子を出してもらいます。そして性格などの特徴を聞き、抱っこさせてもらいながら相性を確認。

ひとりで来る人は少なく、たいていは家族みんなでやってきて、「どう?可愛い?この子にする?」などと話しています。

決定すると一度ケージに戻し、里親希望の人は書類に記入、契約をしに行きます。

そうやって決まった子はケージの名前のところに時間がかかれます。決定した時間ですね。

いつの間にかほぼ決定。最後に残っていたピットブルの子犬(すごーく可愛かったです!)も決まった様子。よかった。

ほとんどが雑種。それも私の超ツボ系の子ばかり。めちゃくちゃ可愛かったです♡

猫のブースは空いていました。可愛い子猫も沢山いたのに。やっぱり犬のほうが人気なのでしょうか・・・

 

シェルターの次は動物病院へ。

日本から来たこと、同行者が獣医であることなどを話し、「もし中を見学できたら嬉しいのだけれど」と聞くと、「日本から来たの?ちょっと待ってて。チーフに確認してくるわね」と受付の人。

しばらくして戻ってくると、「ごめんなさい。これから外科手術に入らなきゃならないみたいで案内する時間がないそうなの。だけど日曜日なら案内できるからもう一度日曜日に来てくれる?」

残念、土曜日には帰るのです、、、

次回は是非、と言い、病院を後にしました。

 

次はペットグッズやさんへ。

売り上げはシェルターの寄付になるとのことだったので、なる達にお土産を買おうと入りました。

お店の人に「今、シェルターをみてきたの。今日は子犬の全てに新しい家族が決まっていたわ。すごい!」というと、「よかったわ、本当に。あなたも里親希望なの?」というので、「いいえ。日本から見学に来たの。同行者が獣医だし興味があって。施設全体をみて学びたいなあって思ったから」と答えると、「そうなのね!どんどん見て行って!」

可愛いおもちゃがいくつもあり、ついつい色々選んでしまいました。

「シェルターを見学したから10%オフにしとくわね。」

一般的なペットショップよりも元々随分安いのに、さらに安くなるなんて。

ここで買った狼のぬいぐるみは早速なるのお気に入りになりました!

「里親譲渡会では今日のように毎回、ほとんどの犬が決まるの?」と聞くと、「そんなことないわ。今日はラッキーだったけれど、その日によってまちまちなのよ。」

そうなのか・・・

病院前の通路には上記のようなメモリアルが。これはきっとここの出身犬猫が亡くなった後、飼い主がおお金を払って残すのだと思います。

こうやって色々な形で運営費用を稼いでいるのですね。

 

譲渡会のやり方や病院との関係、ペットグッズ屋さん、猫カフェみたいな猫専用ブースなど、勉強になりました。

日本でもこんな感じで開かれたシェルターがあればいいのにな、って。

やはり大きな組織だからこその透明性や公的感が出てくるのでしょう。

日本って個人で運営しているところが多いので、どうしてもトップの意向が強く、偏った感じになりがちです。だからシェルター同士も仲がよくない。

大きな組織化、大切だなあって心から思ったシェルター見学でした。

 

駆け足でしたが、昔からの友人にも会え、とても充実した旅でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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