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ホームスタッフの日々一時預かりをして
スタッフの日々
一時預かりをして
2018年09月18日

一時預かりをしている9ヶ月のラブラドールくん。カブと仮の名前をつけました。

 

土曜日は実家で妹と娘、私の誕生日会だったのですが、カブをお留守番させるのは恐ろしかったので、妹達に車で迎えに来てもらい、妹の犬2匹となるとカブ、それに人間が5人という、9個の命がひとつの車に乗って、ものすごい熱気と騒音で実家に向かいました。

着いてすぐに4匹を連れて夕方散歩へ。

大勢で一緒に歩くのもきっと初めてだよね。嬉しそう。

実家の犬パフィは珍しくカブを威嚇。怒られてばかりのカブでしたが、父母や妹家族にも可愛がってもらい、幸せそうでした。

カブはとても理解が早く、名前も半日で覚えましたし、お座り、フセ、マテも数回で。ドッグランでも最初は犬との接し方が上手じゃなくて無遠慮だったのに、数日で上手く遊べるようになってきました。

ご飯の器を前にしてもちゃんと待てるのです。

ボールのレトリーブもすぐに覚えました。

いつも体をくっつけてそばにいて、何をされても笑ってる。

手離せるのかしら、私。

カブのおかげでなるも随分お姉さんになりました。

お気に入りのおもちゃを取られてもじっと我慢。カブが離した隙に慌てて取りに行き、自分の陣地に持っていく。

私のそばになるがいる時にカブが近づくと威嚇しますが、本当にずごく我慢していると思います。

偉いぞ、なる。

カブは飼育放棄なのですが、若い中国人カップルが同棲して飼っていたそうで、カブを飼ってから4ヶ月で別れることになったのだとか。女の子はなんと21歳の大学生だったんですって。

新潟のブリーダーから購入したらしいのですが、なんでそんなカップルに売るんでしょうね。こうなる可能性大だったでしょうに。

可愛がっていた、といったそうですし、実際に虐待されていたわけではなく、カップルなりに可愛がっていたのだとは思います。

でも、聞いたところによると、毎日6時間はお留守番でケージに入れっぱなし。トイレシートもケージに入れていたので、帰ってくるといつもシートがボロボロだったのだとか。

躾も全然できていなかったようですし、お散歩も充分じゃなかったので体がもちょもちょ。

子犬で毎日6時間って!

カブは飼い主から離す時、寂しがることもなく、すぐに迎えの車に乗ったそう。

それなのに、まる1日我が家にいただけで、引き取ってきてくれた人の家でトライアル希望のご夫婦とお見合い中、なると外へ散歩に出かけただけでドアの前でピーピーと鳴き続けていたのだとか。

カブのいろんなシグナルを飼い主は気づいてあげられなかったのでしょうね。

とっても賢い子なので色々と知らせていたでしょうに。

甘ったれなカブ。人と一緒にいることが大好きなカブ。

4ヶ月でその生活から解放されてラッキーだったのかもしれません。

でもね、、、

今、すっかり我が家で落ち着いてしまい幸せそうなカブをみていると、切なくなってきてしまうのです。

だって、こんなに心を許してしまっているのに、また違う家に行くことになるのですから。

毎日ランでいろんな子と遊んで、家でもなるや茶太郎がいつもいて。

娘のことが大好きで私に大信頼を置いている。

いいのかな、里親さんのうちに渡してしまって。

もしかしたら私が引き取るのがいいのかな、なんて。

色々考えてしまうのです。

うーーーーーーー。

 

 

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