2018年03月08日
知り合いが始めたお店を訪れた人達がそのお店についての感想や意見を話しているのをいくつか耳にして。
その内容は私も感じていたことでしたし、そこを改善しないと客が増えていかないのではないだろうか、せっかく開いた念願のお店なのにもったいないと思いつつ、知り合いであるオーナーに話すのは躊躇われてそのまま放っておいていたのでした。
が、たまたま散歩で通りかかり、スタッフさんが声をかけてくれたので立ち寄ると、客が誰もいなくてついついおしゃべり。
そのうちにお店の話になり、オーナーは不在だったのですが、こういう意見やお店の印象を聞いたよ、私もそう思うし、と伝えると、スタッフさんの一人が「私もそう思ってたし、それをオーナーに話したこともある。やっぱりそうだよねー。上手く話しておくわ」と。
知り合いなのになぜ私が本人にはっきりいわないかというと、その人にいってもどんな返事かが容易に想像できたから。そしてそのスタッフさんも「でもこの話をしたら『わかってるよ。でもさ・・・』っていうに違いない」と。
そうなのです。何事においても、彼女は必ず自己保身の発言をするし、聞く耳を持たない。いや、持っているのかもしれないけれど、その時は必ず、「でも」「わかってる」と突っぱねるのでいうだけ損な気がしてしまうのです。
自分が経営に関わっているのであればそれでもいいますが、彼女のお店なので好きなようにすればいいとも思いますし。
それでも、せっかく改善部分がわかっているのにいわずいにいるのは友達としてどうよ、とも思い・・・
その夜、その知り合いから電話が。
やっぱり思った通りの展開に。
そして、話をしたと思われるスタッフさんも「私もそう思ってた」といっていた割には、私の意見になっている模様。
いいんだけどね、どうでも。
「でも」という反論や言い訳は私にすることではないのになあと思ったので、「これ、周りの人達が話していた意見や感想を伝えただけなので、好きにすればいいと思うよ。私は部外者だから」と答えたのでした。
自分に自信がないのか、自分のしていることを否定されたかのように感じてしまうのかなあと思うのです、いつも。
こういう人ってたまにいますよね。
意見を聞いてきたくせに、ここをこうしたら、とか、これはやめたほうが、なんて言おうものなら、不機嫌になったり怒りをぶつけてきたりする人も。
そんなことをしていると、誰もがよかれと思っての意見を伝えたりしなくなってしまうのになー、よりよくなるチャンスを逃してもったいないなー、なんて思うのですけれど。
その知り合いは前にも意見を求めてきた際に「こうしたら?」といったところ、「でもさ、そんなことしても無駄だよ」みたいな返答だったのに、後から聞くとアドバイスを実践していたそうなので、可愛らしいキャラでもあるのですけれどね。
柔軟な心、大切ですね。気をつけなくっちゃ。