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ホームスタッフの日々幸福書房
スタッフの日々
幸福書房
2018年02月20日

すぐ近所にある小さな本屋さん「幸福書房」。

昼間、お店の前を通りかかると人がわさわさとしていて、いつもの感じと違うので、あれ?と覗くとレジ横にはお花が。その横で記念撮影をしている模様。

林真理子さんのサイン会かなんかでも開いているのかしら?とさらに覗くと、カメラに納まっているのはお店のおじさん。

と、入り口に「幸福書房の40年」という本が出版されます、とある。

こんな小さな町の本屋さんなのにすごい!と思った次の瞬間、「2月20日をもって閉店いたします」という張り紙が目に入り、えっ、いつよ、いつ?と携帯で日付を確認すると、、、今日じゃないのっ!

駅中の本屋さんやネットにお客さんをとられちゃったのかな・・・

娘も私もこの本屋さんが大好きで、どこにでも置いてある雑誌でもできるだけここで買うことにしていた。

いつも穏やかな口調で感じのいいおじさん達が好きということもあるけれど、漫画でも本でも「厳選している」感があって、本が好きなんだろうなと行くたびに嬉しくなるから。

ショックだなあと思いながら家に戻りネットで検索すると、あらすごい!幸福書房がニュースになっている!

それを読むと、お店での出来事を思い出し、やっぱりね、そうだよねって。

その出来事とは、ある日、娘に頼まれていた漫画を買いに行くと、それがない。「新刊だよね。もしかしたら入れてなかったかも、ごめんなさい。」

そして数日後、また本屋さんに立ち寄ると、あれ?

入れていなかったはずの漫画が置いてるじゃないの!

それが一度ではなく。

別の時には娘と、「〇〇、ないねえ。残念!」とレジ横の本棚で話していたところ、数日後には、、、置いてあった!

私達の会話を聞いて仕入れてくれていたんだなあって。

「あの人が好きそうだななどと思いながら毎朝仕入れています。」

お店の人の言葉としてニュースに書かれていたのですが、だからなのねって。

夕方、犬の散歩をしながら通りかかるとさらにすごい人だかり。レジも行列。

寂しいなあ。明日からもうないんだ・・・

 

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