2017年04月21日
母がお豆腐屋さんで買ってきたおからがあったので卯の花を作りました。
卯の花。死ぬときに食べたいものを聞かれると「自分で作ったひじきの煮物」と答えるのですが、この卯の花も同じくらい好きです。「自分で作った」というのがポイントなのですけれど。
冷蔵庫の中にちょうどいいお肉がなかったのであさりの水煮缶を入れ、いつもより甘さを少なめに。
あー、美味しい。幸せ~。
「ひじきの煮物や卯の花が好き」というと、「一番嫌いな2つだ」と答えた人がいたのですが、その理由を聞いて納得。
50代中盤の人なのですが、小学校の給食で出たこれらがとても苦手だったかららしいのです。
大きな器に山盛りのひじきの煮物。それと一緒に出るのはなんとコッペパンと脱脂粉乳!
そりゃ苦しいわ。
嫌いなので少しだけお皿によそうと「そんなちょっとじゃダメだ」と先生がてんこ盛りに。おまけに全部食べきるまで席を立てなかったのだそう。今じゃ考えられないですね。
そこまでではなかったですが、私の時代も給食の基本は食パンでした。それにマーガリン。焼いていない食パンの耳の部分が嫌だなあっていつも思っていたのでした。どんなメニューでも牛乳が出るし。
子供っぽい中途半端な味付けでしたし、アルマイトに先割れスプーンで食べるというのも苦手だったので、給食の時間が苦痛で。
あー、思い出しちゃった。
どうしても完食できなくて、お掃除の時間まで座って食べ続けていたシーン。今でも結構鮮明なのです。辛かったもの・・・
そのときに何を食べていたのかは全く思い出せないので嫌いなものはないのですけど 笑
きょうの写真。その卯の花を。