2017年04月06日
沖縄(久高島)3日目。
6:00起床。
今日は自転車がなかったので夜空をみたピサに日の出を見にいきました。
「早起きって気持ちいいよねー。でもまだ肌寒いからここにスタバがあればぬくぬくとお茶を飲みながら歩けて最高なのにー」
コンビニもない、お店といえば小さな小さな雑貨屋が2つあるだけなのに、スタバなんてありえない。戯言です、はい。
また今日も雲が!
でもピサはカベールと違い居住地域から近いので、朝日を見るために何人もの人がいました。
ほどなくみきも到着。
少しして妹も。
「あれー。珍しい。早起きじゃん」という私達に「耳元で『行きなさい』って聞こえたから。」あらそう。

やっぱり綺麗でした。


朝日を浴びてすっかり目が覚めた私達。
「あー、スタバ行きたい・・・」と口々につぶやきながら帰宅。
シャワーを浴びて、出発の準備をし、子供達を起こして朝食の為にまた「けい」へ。
「月曜日だから昨日よりちょっと遅いのよ。あと1時間したら準備できるから」というので、先に海ぶどうやさんへ。
ヤグルガーのほうだからちょっと遠いのですけれど朝食前の散歩にはちょうどいい!なんて健康的♡
海ぶどうのおじさんに収穫の様子をみせてもらったり、「好きなだけ食べな」と大きなザル一杯の試食にパクついたり。

いつも東京へ送ってもらうのですが、今回もお土産分も入れて沢山買いました。だって美味しいんだもの。
「久高に骨をうずめるつもりで来るなら海ぶどうやで食べていけるからやるか?」とおじさん。
子供達は出ていく一方なので久高の将来をとても心配していました。
久高は中学校までしかないので、子供達は高校で内地に通うことになるのです。
交番もない、電燈もほとんどない、スーパーも本屋さんもパン屋さんも何もない久高。
それこそ一度スタバのある暮らしを日常で味わってしまったら久高での生活はなかなか難しいだろうなって思います、私も。
その上、とっても保守的な島国の中の島国。ここで先進的な施設やお店を作っても、なかなか受け入れられないのだろうなとも思いました。
きよぴーがペットとして可愛がっている山羊を連れていると、「いつ食べるの?」って聞かれるそうです。沖縄は山羊をよく食べますし、数年前に久高に滞在したときは2匹の山羊を小学校で飼育していたのですが翌年には1匹しかおらず、「お祝いで1匹食べたんだよ。うまかったー」と当時小学生だった知り合いの女の子が当たり前のこととして話したことから、基本自給自足のこの久高では普通のこと。それくらい東京で生まれ育った私とはかけ離れた場所なのです。
家のドアばかりか窓だって開けっ放し、のどかで皆が知り合いで声を掛け合うという、ザ・癒し、の久高ですが、それだけに新しい空気や利己的、合理的な考えはシャットアウトされるみたいです。
難しいね・・・
そして「けい」へ。


私は野菜チャンプルー定食、娘は炒飯。美味しいのですよ、どちらも。野菜チャンプルーはおかわりしちゃったほど。食べ過ぎ。
散歩をしたり氷ぜんざいを食べたりしながらフェリーを待ち、妹達と別れて那覇へ。
せいこさんがいつも頼むという白タクのマエモリさんに安座真港から空港、空港から国際通りまで3500円で乗せてもらいました。
そんなに安くて元は取れるのだろうか・・・「国際通りで待っていてもらってまた空港まで乗せてもらえばいいのに。2500円で交渉してみればいいのに」とアドバイスをもらいましたが、うーん、無理です。私にはできん!申し訳なくって・・・
国際通りも随分お洒落なお店ができたのですね。ハワイみたいなところも多いけれど。
パッションフルーツやちょっとしたお土産を買い、目指すは「節子鮮魚店」。

国際通りのちょっと裏手にある、決して美しくはないお店なのですが、美味しいのですよ、ここ。
牡蠣って沖縄で採れるんだっけ?
誰よ、そんな水を差すようなセリフを吐くやつ。
いいのよ、美味しければ。美味しいんだから!
沖縄最後のオリオンビール(今度は糖質オフタイプ)を飲み、モノレールで空港へ戻りました。
東京はゲリラ豪雨だそう!
ということで飛行機がどんどん遅れています。
お土産買っちゃうじゃーん。
もともと買うつもりだった沖縄空港限定の紅イモケーキ「シュリ」はいいとして、ちんすこうってそんなにいる?
おまけにdutyfreeで香水まで!
私の定番、ディオールの「ジャドールアブソリュ」。ちょうどなくなったところだからまあいいか・・・
ようやく飛行機へ。
行きはANAの快適席だったのですが、帰りはANAが難しかったのでスカイマーク。初めてなのでわくわく・・・
えっ?この座席、高速バスより簡易的だわ!
「大丈夫なんだろうかね、この飛行機」と娘まで。
まあ、死にそうな予感はしないから大丈夫でしょ。
なんて話していたと思ったら、「着陸態勢に入ります~」
爆睡していた模様 笑
楽しかったー。あっという間でした。
旅行って楽しいね、やっぱり。
また行こ。