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スタッフの日々
卒業式
2017年03月17日

娘の卒業式でした。

式を行う大講堂に入る前に保健室に寄り、親子二代でお世話になった保健の先生にご挨拶。

英語の単位が怪しくて卒業できない可能性が!となった時、もう一人の親子二代の恩師(英語)と一緒に娘の担任の先生に頭を下げてお願いに行ってくれたり、私にメールや電話をくれて、叱咤激励してくれた方。娘が追試に合格したときには「そのテストコピーさせて!ノートに貼っておくわ。本当に嬉しい!よかったわね!!!」と本人よりも?喜んでくれた方。

保健室に入った途端、「もー、本当によかった!おめでとうございます!嬉しいわ!もう、本当に心配させてー。でも、〇〇ちゃん(娘)の才能ってすごいわね。〇〇ちゃんが書いた『放浪記』の感想文(大学に提出したもの)をみせてもらったの、素晴らしい文章力よね!」涙をぽろりとこぼしながら喜んでくれたのでした。

卒業式ではぽろぽろと涙が。

私の卒業式のときと同じ歌を歌い、それがとっても綺麗な歌声で感極まってしまい、小さかった子供達がこんなに大きくなったんだと感動し、そして、もうこの制服姿もみられないんだなと寂しい気分にもなり。私の恩師達も娘と一緒に卒業(定年や異動)することで、ああ、私の母校も一区切りなんだなと終了感もあり。いろんな思いがぐちゃぐちゃになってしまったのでした。

卒業式直後にその英語の恩師に会い、「おめでとうございます!私も一緒に卒業できて嬉しいわ。〇〇ちゃんを見届けることができてよかった!」と満面の笑みで喜んでもらい、大号泣してしまった私。仲良しのママ友にびっくりされてしまったほど。

謝恩会もとても楽しく温かい時間でした。

そこでも娘と一緒にその英語の恩師と話す機会があり、「卒業おめでとう!よかったわ。本当に嬉しいのよ。そしてね、あなた(娘)の才能の素晴らしさを美術の先生方と話したの。どれも本当に素晴らしい作品で、美術の先生達がその方面に進まないのはもったいないっていってるのよ。美術は美術で何かの形で続けるといいと思うの、私も。でもあれだけの才能があるのに文章のほうに進むっていうのもまた素敵じゃない?私、『放浪記』の感想文を担任の先生にみせてもらったの。なんてすごいんだろう、って思った。あなたは沢山の才能を持っている。どんな風になるかが本当に楽しみよ。」

ありがたいことです、本当に。こんなに娘のことを気にかけてくれて、2人とも娘の作品等をいつもきちんとみてくれているのです。こんなに幸せなことってある?

そして、「〇〇ちゃん、ママにそっくりになってきたわね。ママの高校生の時そのまんまよ。思い出すわ、懐かしいわ。性格のタイプは全然違うんだけどね。ママは試験前にがーっと勉強して点数を取る子だったから」

いやー、素行的には私のほうがやんちゃでしたよね、確実に。沢山ご迷惑をかけた覚え、あります・・・

「私ね、〇〇ちゃんにあげたい本があって、もう絶版だったから色々と探してやっとみつけたの。今日持ってこようかと思ったんだけど、近々ご飯に行きましょうとママがメールをくれていたから、じゃあ、そのときにお渡ししようって思ったのよ」とも。

もう感謝しきりです。

こんなに愛情たっぷりの先生方に囲まれて育った娘が真っ直ぐに育たないわけがない!実感しました。

仲良しのママ友は「私ね、この学校に娘を入れて本当によかったって今になって実感してる。最初は進学校としてはゆるいし、大丈夫かしらって思ったんだけど、こんなに生徒に愛情をかけてどんな子でも絶対に見捨てない学校はないわって。普通ならトップクラスの生徒達にいい先生をつけるけれど、この学校は勉強が苦手な生徒達ほどいい先生をつける。そこからして学校の姿勢が他のところと全く違う。だから卒業生にものすごい愛校心があるし、娘を母校に入れたいって思うんだなって。温かい学校だよね、本当に」

そんな嬉しい言葉をいってもらいました。

この「愛されて育つ」ことによって、「根拠のない自信」や「自己肯定感」が生まれる(卒業生の特徴、なのです)のですね。

それってすごい強みですよね、生きていくにあたって。

あらためて、私をこの学校に入れてくれた親に感謝!です。

娘も将来、同じように思ってくれると嬉しいな。

 

 

 

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