2017年02月22日
10月には大学の合格通知をいただいていた娘。
がっ!
英語の単位を落としたらしい!
受験生である高校3年生達がお休みの中、補習&試験をすることになってしまったのでした。
娘の学校は私の母校でもあり、私の恩師達がまだ現役。
ある日、恩師のひとりから「英語の単位を落としたとききました。そんなに簡単にクリアできません。クリアできなければ卒業できません。今すぐ娘と一緒に担任の先生に挨拶に行ってきなさい」とメールが。
そのすぐ後、別の恩師からは電話が。「とにかく今日、一緒に挨拶に行き、頭を下げてお願いしなさい。私も〇〇先生(メールの先生)も担任の先生に頭を下げておいたから。先生からしたらなんで私が?って思ったでしょうよ」
そんなに大事なのかっ!
行きましたよ、もちろん。
担任の先生と英語の先生にご挨拶をし、連絡をくれた恩師のところに。
「偉いわっ。きちんと来たのね!」
行きますよ、行きたくないなんて少しも思っていませんでしたし。
そこで娘に沢山の愛あるお説教をいただき、「本当に嬉しいね。感謝だね」と娘としみじみ。
その後もメールを何度もいただき、そのたびに親子共々叱咤激励。
一度目は不合格。そして、今日は二度目・・・
もうドキドキして、私のものすごく効く!と信頼しきっているお守りちゃんにお願いした直後に娘からLINEが。
「合格!」
うおおおおおおおーーーーーーーーっ!
これでようやく晴れて大学生だっ!
急いで恩師にメールをすると、
「教員経験の中でもこんなにハラハラしたこともこんなに嬉しかったこともありません!」という即レスが。
ありがとうございます。感謝しきり。
でも、でも。
私の時代から娘の時代までですら28年の開きがあるのですよ、恐らく教員生活は30年は越えているかと。
30年に一度のダメ生徒なのかっ!
あーーーーーーっ。
そこまでとは知らず中高生活を終えようとしている娘(と私)。
こんなに温室の世界はもう決してないんだぞ。
私ですら、卒業して「なんて温室育ちだったんだろう、私は」ってびっくりしましたから。
大丈夫だろうか、娘・・・心配。