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ホームスタッフの日々犬の心がわかる人
スタッフの日々
犬の心がわかる人
2015年11月17日

朝のドッグランは常連仲間しかいないことが多いので、そんなときには皆でボール遊びをします。

複数のボールが飛び交い、複数の犬達が走り回る。

ボール遊びは喧嘩になるからと、禁止になっているドッグランが多いのです(代々木公園もそうです)が、このメンバーなら大丈夫だとわかっているので、気持ちだけそーっと、行動は大きく、楽しく遊んでいます。

初めての犬が来たら必ず「ボール、大丈夫ですか?やってもいいですか?」と聞きます、もちろん。

今朝も恒例のボール遊びをしていたところ、ラブラドールちゃんのママが、「この間ね、あそこ(近所)のカフェに友達の犬と一緒にいったの、公園の帰りに。そうしたら、いつも座る席の辺りに小さな白い犬がいて、うちの子はその子をじーっとみていたの。いつもは他の犬にそれほど興味を示さないのに。しばらくしたらその犬が帰る準備を始めたの。そうしたら、別の犬を連れていた女性がうちの子のところにやってきて、『もう帰るから大丈夫よ』と。そして、『この子はあの席に座りたいなといってたの。もうひとつ、今ドッグランに行ってきたのではないですか?この子が、黄色いテニスボールは嫌いなの、っていってますよ。お友達のボールのほうが好きでしょ、この子』って。まさにボール遊びをしたドッグラン帰りだったのでびっくり、そして、確かにうちが持っているテニスボール、嫌いだもんね。またびっくりよ」と。

そのラブラドールちゃんは本当にいつもうちのボールで遊ぶのが好きで、自分のボールは見向きもしないのです。

「だから、なるちゃんちと同じようなボールを買って来たのよー」と、新しい青いボールを投げていました!

その女性は動物の気持ちを伝える仕事をしているのだそう。

すごーい!というと、「なるちゃんママ、そういうこと信じる?私の知り合いで同じ仕事をしている人がいるの。その仕事をする前からの知り合いで、私がこの子を飼う3年前に会った時、『3年後、薄茶色の短毛の犬を飼うと思うわよ』と。その当時はフルで仕事をしていて犬を飼うことなんて考えなかったし、飼うとしたらゴールデンリトリバーだわ、と思っていたので、あり得ない、って笑ったんだけど、本当に3年後、縁あって介護犬のパピーボランティアとしてこの子を引き受けることになったのよ。で、合格しなかったのでうちの子になったんだもの」と。

その後、ラブラドールちゃんを飼ってから、その方と会う機会があり、いくつか質問をしたところ、それはそれはぴったりいい当てたそうです。名前と性別しか伝えていないのに。

そして今回、その方の住むハワイに旅行に行った際にまた聞いてみたところ、色々答えてくれた上に、「あのね、この子は『おかあさんがいつもアイスを食べていて私にくれないの、食べたいのに』といっているのだけど」といわれたのだとか。

ママは外出後、いつもアイスを食べるそうで、それをその子はいつもじーっとみていたのだとか。

介護犬に合格しなかったのも、その子は「『だって、おとうさんと約束したんだもの』っていってるわよ」と。

そうなんです。パパはパピーウォーカー最後の日、その子の耳元にそーっと「おしっこ失敗してきちゃいなさい。そして戻ってきちゃいなさい」っていったのだとか。

テスト中、その子はおしっこを失敗していたので不合格、帰ってきたその日から一度も失敗していないのです。

すごいでしょ。

その能力もすごいと思うのですが、それよりも私が感動したのは、犬達がよーく飼い主の話や状況をみていること、わかっていること、色々考えていること。

だって、その当時はラブラドールちゃんは子犬だったのですから。

子犬だってわかっているんですよね。

飼い主さんの言葉も心も置かれている状況もわかっているんだと。

うかつなことはいってはいけないし、なんでも理解できているんだと思いながら接しなくっちゃ、とあらためて思いました。

いたずらをするのも意味があるのですよね。そのいたずらにイライラしたらその負の気持ちも伝わってしまう。

何がいいたいのか、何を求めているのかをちゃんと受け止めるよう、もっと心を通わせなくっちゃ、もっといっぱい話さなくっちゃと思いました。

 

今日のお弁当。

色々ふりかけ。ご飯にのせて。

鰤の照り焼き。

いんげんの生姜醤油和え。

ブロッコリーとチーズのエッグボール。

はんぺんのバター焼き。

みかん。

 

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