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スタッフの日々
素晴らしいお医者さん
2015年02月17日

母の友人の息子さんの話。

小学生のときに突然倒れて以来、体に力が入らず、もう20年以上入院しているそう。

息子さんは、長年担当してくれていた脳外科の先生をとても信頼していたそうなのですが、定年でその病院を退職、それからどこにいるのかわからなくなってしまったのだとか。その息子さんも病院を移っているのでなおさらなのかもしれません。

それ以来(なのかはわかりませんが)、息子さんは色々な気力をなくしてしまい、お母さんである友人や娘さんはとても困り、「どこにいるのかしら、先生。みつからないのよ。先生にお会いしてご相談したいのに」といってるのよ、と母。

じゃあ、インターネットで探してみようよ、と私。「そんなこと、もうしているはずよ」と母はいったのですが、「ネットで探すのも私達の仕事のひとつでしょ。他の人よりきっと探すのは上手だよ」と私。

いくつかキーワードを入れて探し始めると、、、あった!

いつくかの病院に席を置いているみたいです。

母は早速、友人にその情報を伝えました。それが先月のこと。

そして。

友人と娘さんは先生に会いにいったそうです。

「何年ぶりかなのに先生はよく覚えていてくれて、息子の現状を伝えると、『よし。○○病院だね。会いに行くから』と。有名で人気の先生だし、本当に来てくれるなんて思っていなかったのだけど、先生はちゃんと会いに来てくれて。息子の様子をみて、色々話をしてくれたの。もう感激しちゃって」

息子さんも先生が来てくれたおかげで随分元気になったのだとか。

素晴らしいですよね。

患者は体の不調だけでなく、心も不安だったり心細かったりするもの。医者はどちらもケアしなくてはいけないと思うのです。

病気や怪我だけを治せばいいってもんじゃない。

どんなに手術が上手でも人として信頼されなければ医者は一流とはいえない。

口ばっかりっていうのはもっと困りますけれどね。

これで息子さんに気力が戻ってくれればいいなあと思います。

 

今日のお弁当。

ミルフィーユご飯。シソ入り寿司飯→鶏そぼろ→寿司飯→炒り卵→人参の塩きんぴら→寿司飯→鶏そぼろ&シャケ&セリのおひたし。

いちご。あまおう。

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