2015年02月04日
2015年春のルミネ広告。
小松菜奈ちゃん(好きなのです)がモデルで蜷川実花さんが写真。水色のバックに桜の花が散って。綺麗。
でも。それよりも何よりもキャッチコピーがすごすぎて。
『恋は奇跡。愛は意思。』
尾形真理子さんというコピーライターの作品です。
こんなに短い言葉でこんなにぐっとさせるなんて!
「春は出会いの季節でもあります。奇跡と思える出会いを、わたしたちは恋と呼ぶのかもしれません。そしてその関係を育てていくのには意思が必要。偶然の出会いの中にも、確かな自分の意思をもって前に進む。そんなことを考えてコピーを書いています」と尾形さん。
このルミネの広告。毎回本当に感嘆してしまいます。
「寝顔までキスをくれる人がきっとサンタクロースなの」
「会えない日もちゃんと可愛くてごめんなさい」
「運命を狂わすほどの恋を、女は忘れられる」
「似合っているから脱がせたくなる」
「未来を信じてなきゃ服なんて買えない」
「生まれ変わるなら、またわたしでいい」
「風はすべて追い風。わたしがどこを向くかだ」
「わたしを含め、すべての人に、幸福を」
「ひとりでいても、思ったほどは、強くなれない。ふたりでいても、思うように、優しくなれない」
まだまだ沢山あるのですが、どれもこれもドキッとすると同時に強く共感しちゃうのです。
『未来を信じてなきゃ服なんて買えない』恋している女の人ならきっと皆、そう思いながら服を買っているはず。彼との恋人関係が幸せに続くと信じているからこそ、もっと可愛くみせたい、素敵になりたいと、彼とのデートを思い描きながら服を選ぶのですから。
『ひとりでいても、思ったほどは、強くなれない。ふたりでいても、思うように、優しくなれない』そうなのです。ふたりでいることの心強さを知ってしまうと、知る前にひとりでいたことが信じられないくらい、弱い自分に気づいたり。それなのに、ふたりでいると、不安や甘えから、つい、思いやりを忘れてしまったり。大好きだからこその感情ですよね。
これらのキャッチコピー、全てに解説を入れたいくらい、そうそう!って思います。
強いのも私、弱いのも私。
泣くのも笑うのも全力でやろう、スマートじゃなくてもいい、全力で生きなくっちゃ、と勇気を与えてくれるコピー達。
素敵!