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スタッフの日々
ある夫婦のブログで考えたこと
2014年12月05日

今TBSで放送しているドラマ「ママとパパが生きる理由」。

39歳で小さな子供が2人いる夫婦が2人揃って癌になってしまい・・・という実話をもとにしたストーリーです。

といっても私は観たことがないのですが。だって、あらすじを聞いただけで涙がでちゃいそうですもの。

でも、一昨日(12月3日)、ふとしたことから、この話が奥さんのブログから始まったのだと知り、そのブログを検索してみたのでした。いつの話なのかしら、今も元気で暮らしているのよね、きっと、なんて思いながら。

ブログ記事のトップはけんさん(旦那さん)のものでした。10月に書いたもののようです。

それによると、昨年初夏、奥さんの芽生さんは亡くなってしまったのだとか。

けんさんの記事の前は昨年5月に書かれた芽生さんのものでした。ipadをけんさんに買ってもらったーといった内容だったかと思います。

それから少しして亡くなられたのですね。

お子さん達に見守られながらと書かれていたような気がします。

そして、けんさんは「2人して寛解したいと思っていましたが妻が亡くなりました。彼女の分まで子供達の成長を見続けて行こうと思います」といった言葉を記していたように思います。

このご夫婦のことがごく最近だったことも、芽生さんが亡くなってしまったこともショックでした。小さい子供達を残していくなんてどんなに辛く悔しかっただろうかと思いました。なんで私達がこんな目に、って何度も思ったでしょうし、神様を恨んだこともあったに違いありません。頑張ろうと思う日もあれば、くじけてしまう日もあったはず。怖くて眠れない日も沢山あったでしょう。

でも、とにかく、けんさんの記事がとても前向きだったので、けんさん、子供達の為にも元気でね、って思いながらブログを読み終えました。

そして翌日(12月4日)、なんとなくまたそのブログを開けてみると、トップの記事が変わっていて。

芽生さんのご両親でした。

けんさんが今月初めに亡くなったとのこと。子供達の手をとり、それぞれに愛してると伝え、けんさんのお母さんに見守られながら安らかに亡くなったのだと。

夜、真っ暗なベッドの中でブログをみた私はその状況も相まって、なんともいえない重く、不安な気持ちになりました。

横に寝ていた犬をみると、呼吸が早くて。

もしかしたら具合がよくない?

慢性腎不全になってしまった犬。以前とそう変わらないので普段はそれほど心配はしていないのですが、数値をみると脱水していたり、貧血になっていたり。人間だったら、体調がよくないんだよね、オレ、っていってるのかも。

命ってあっけないものだもの。いるのが当たり前だなんておかしいですよね、本当は。

ものすごく悲しくなってしまいました。

そして、自分のことばかり考えて日々を送ることがいかに虚しいかとも思いました。

そんなことを考えながら眠りについた翌朝は、しっかり目が腫れていました・・・

 

芽生さんのご両親が12月5日の12時にブログを閉じます、と書いていた通り、今はもうそのブログの記事は読めません。

神様どうか、芽生さんやけんさんのご両親や2人のお子さん達にこれ以上の悲しみはもう与えないでください。

 

 

 

 

今日のお弁当はなし。

 

 

 

 

 

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