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スタッフの日々
中学受験
2014年01月31日

平日最後の日、金曜日です。ちょっと眠いです。

1月最後の日でもあるのですよね。

明日から娘の学校では中学入学希望者の為の試験があるので、在校生は数日間のお休みになります。今日もお弁当を食べてすぐに帰ってきました。「ただいまー。これから遊びに行ってくるー!」とそのまま出かけてしまいましたが。普段は笑顔もなく、疲れたーーー、って帰ってくることがほとんどなのに、そういうときは元気いっぱいなんだよなー、って、心の中でつぶやく母なのでした。

友人の息子さんも今年は中学受験です。facebookでも2年前からドキドキしながら頑張っている様子が何度もアップされていました。ここ最近は彼女の緊張感もmax状態でみているこちらが心配になってしまうほど。

いまどきの受験は親まで一緒になって戦うものなのですね。これって子供がプレッシャーにならないのかしら?

そういえば、30年以上前の明日、私も中学受験をしたのでした。前日の今日の私はどんな気持ちだったのだろう?

全く覚えていないのですが、学校も休まず、普通の生活をしていたような気がします。塾の友達の中には受験前日から小学校を休んで万全の体制を整えるという子も多かったのですが、別に休んでもしょうがないからいいよね、ということで、ごくごく普通にしていたような。「受からなくても公立に行けばいいんだから。どうしても私立に行く必要なんてないんだし」とユルい母の言葉のおかげで、本来は緊張しやすく、期待に添わなければという責任感たっぷりなタイプの私が、「そうか、別に私立に行って欲しいわけじゃないんだ。どっちでもいいんだ」と気楽な気持ちで受験を迎えられたことはよく覚えています。

大人になって知った事実なのですが、実は母は私が入学した学校に入れたかったのだそうです。娘達を通わせていたある芸能人の対談を聞いたのがきっかけで、そんなに素晴らしい学校なら是非娘も、と思ったのだとか。私には「成績から行くとこの学校がよさそうだから受けてみれば?」なんてサラっと勧め、「すべり止めなんていらないわよ。だったら公立に行って希望の高校に進んだほうがいいわよ」と結局、その学校に目が向くよう、自然に進んでいたのでした。

どうしても受験に成功しなければいけない、というプレッシャーを与えない、でも自分の思い通りに誘導した母の策略、あっぱれでしたね。

試験当日、楽しかったー、という記憶だけがあります。神が降りてきた?くらいにテストもスラスラ解け、面接も大好きな本の話や両親や学校のことなどを先生方がニコニコと聞いて下さったので、「もっと話していたい!」と思うくらい楽しかったのでした。

ノリノリで戻ってきた私を見た母は、もしかして合格するかも!と思ったそうです。

翌日の合格発表は父が見に行き、「受かっちゃってたよ」と母に電話。母は小学校に電話をし報告、校内放送で「6年1組の○○さん、至急校長室に来て下さい」と呼び出された私。

なんか悪いことしたっけ?とドキドキしながら校長室に入ると、「お母さんから電話がありましたよ。おめでとう。」と嬉しそうな校長先生。その後、職員室でも沢山の先生がお祝いの言葉をかけてくれました。

そんな大層なことをしたかしら、とこちらが驚いたほど。

 

もし受からなかったらどうだっただろう、と考えたこともあります。

全く状況が変わってしまうので想像はできないのですが、もしかしたらもっと頑張りやになっていたかもしれないな、と思います。

そして、中学受験という経験は私にとって「やってよかった!」と心から思うものなのです。あの時期にあの頑張り、根性、我慢、挫折も達成感も、とにかくいろんなものが短期間にごちゃ混ぜになって襲いかかってくるのですもの。合否に関わらず、自分自身で頑張ったと思う子供は、一皮も二皮も剥けて大きくなっているはず。絶対に無駄じゃない。

あとひと踏ん張り。頑張れ、受験生達。

 

今日のお弁当。

韓国風4色ご飯。韓国そぼろ、ほうれんそうのナムル、人参のナムル、焼鮭。

ソーセージの赤ワイン煮。

みかん。

 

 

 

 

 

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