2014年01月22日
以前にも書いたかと思うのですが・・・
福島県飯舘村に残された動物達に物資を届けているボランティアの方々がいます。
ボランティア同士で日程を組み、飯舘村の各家、各場所をまわり、フードや水、環境整備をしているのです。
妹のブログで知ったボランティアのひとり、natsumintさんに、私は細々とですが、物資を支援し、届けていただいています。
natsumintさんは普段は東京でお仕事を持っているので、月一度の週末3日間、支援物資や現地で不足しているものを載せ、レンタカーで現地に出向き、活動をしています。
natsumintさんのような形でのボランティアの方もいれば、地元で平日に様子を見に行き、世話をしている方もいます。
それでも場所が場所だけに毎日のようにボランティアが通えるわけでもないので、動物達は我慢をしている日も多いかと思います。
去夏は猛暑だったので、水がからっぽになっていたり、少しでも水分をと考えウエットフードを置けばすぐに腐ってしまったり、日よけなどの暑さ対策を考えるのが大変だったようです。
月に何度か飼い主が様子を見られる家などでは犬は庭に繋がれているので、野生動物に襲われたり、係留リードが絡まって身動きが取れなくなっていたり。人間がいないところでは様々な困難があるようです。
冬場の今は寒さ対策です。水は凍ってしまうし、寝床が雪で覆われてしまっていたり。子犬猫や老犬猫には辛い季節です。
そしてなにより動物たちにとって一番の辛さは人間に寄り添えないこと。
人間と暮らしていた動物達ですから。ボランティアの方々から離れなかったり、後を追ってくる子もいるのだとか。切ないですね。
私にできることはnatsumintさんの活動にほんのちょっとの支援をするくらい。
それも近所に大型ペットショップがないので、車を出してもらって(自分で運転できないのです)買いだしに行けたときにしか物資の調達ができなくて、2ヶ月に一度程度。それも難しい場合は寄付を送らせてもらう。本当に申し訳ないくらい、微々たる支援活動です。
それなのにnatsumintさんはいつも丁寧なお礼メールを下さいます。忙しいのに。そしていつも謙虚。
ブログも同様で、支援活動の詳細を素早く丁寧に、画像つきで紹介してくれます。
全て動物達の気持ちに立っての言葉で、ご自身の大変さは一切なし。素敵な方だなと思います。
ネットを通じてボランティア活動や保護活動を伝えている方は多いですが、自分の忙しさや精神的肉体的な大変さを書いていたり、他の方の活動や相容れない意見を批判したりする内容が少なくないのが、私はとても気になるのです。
そういう方々も誰かに強要されて始めた活動ではないですよね。助けたい!何とかしたい!という純粋な気持ちからスタートしたのだと思います。だったら、自分の置かれた状況の弱音は吐かないでもらいたいなと思うのです。少なくとも公の場所では。
natusmintさんのブログです。今週金曜日に出発するそうです。
http://ameblo.jp/natsumint19/
今日のお弁当。
塩昆布ご飯。
鶏そぼろ入りたまご焼き。
ひじきの煮物。
春菊のナムル。
ソーセージの赤ワインケチャップ煮。
赤かぶの甘酢漬け。
伊予柑。