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スタッフの日々
接客
2013年11月28日

フェイスパウダーがなくなりそうだったので、クライアントさんとの打ち合わせの帰りに買いに行きました。

お店に入ると男性の店員さんがやってきて、「お探しのものがありましたらお声をかけてくださいね」とにっこり。

中性的な物腰柔らかな人でした。

買いたいものは決まっていたので、これください、で終わりだったのですが、化粧品の店員さんって他にも色々と勧めますよね。

「新しいヘアミストがでたんです。ツヤが出てしっとりするんですよ。よかったら試してみてください」とレジ横のイチオシ商品を勧めてきました。

ヘアミストって一番必要ないアイテムなんだけどな・・・

「私の髪は細くて柔らかいからすぐにペタっとしちゃうんです。だからダメかも」と断ると、「それなら塩とラベンダーオイルでできたヘアミストがありますよ。外国人のゴワっ、バサっとした感じに仕上がるんです。お客様の髪質を見ると確かにそっちのほうがいいかもしれないです。僕、以前美容師だったんですよ。だからわかります。よかったら試してみませんか?」

元美容師でわかるというなら、はじめからしっとりミストは勧めないで欲しいですわ、全く。

でも、シリコンやら余計なものが入っていなくて、ほどよく毛先のくるんとしたボリューム(家にいるときにくるくるとお団子にしておいて出かける前に外すという簡単カール)がキープできるのならありがたい。試してみようじゃないの。

「塩なのでつけすぎると結晶が白く髪に残ってしまうので軽くスプレーするだけで大丈夫です」といいつつ、毛先にスプレーしてくちゃくちゃっともんでくれました。

「あ、後ろのほう、少し結晶がでちゃいましたね。でもお客様のように明るい色にカラーリングをしている方ならあまり目立たないですよ」

・・・「私、地毛なんです。生まれつき茶色い上に、夏の日差しで表面が日焼けして色が抜け気味なんです」と答えると、「えー、そうなんですか?ちょっとメッシュを入れているのかと思いました。今流行っていますよね、毛先や表面だけさらに明るくするのって」

この人、本当に元美容師なんだろうか。

美容師がダメで化粧品販売に転職したのだろうか。

明るくハキハキと話しかけてくるのはいいけれど、これじゃあね。

もちろん買いませんでした。やっぱりいらないもの。

感じがいいだけじゃ営業はダメですよ。客が何を欲しているか、何が必要かを察知しないとね。

頑張れ。

 

今日のお弁当。

トーストサンド。マヨネーズで和えた茹で卵、ハーブチキン、チーズ、きゅうりをトーストしてバターを塗ったパンに挟みました。

栗の甘露煮と栗ペーストのデニッシュ。近所のパン屋さん「プーブー」のもの。これが好きなのです。

プチトマト。アメーラビンズ。

ベルキューブチーズ。

柿。

 

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