2013年09月11日
「ここに出てくるご飯、うちのご飯みたいなんだよね」と娘。
ゲイカップルの日常生活を書いた漫画「昨日何食べた?」。「大奥」でおなじみのよしながふみさんの作品です。
そういわれると読んでみたくなり、、、ハマりました。
47歳イケメン弁護士の筧さんと年下(といっても40歳前後?)美容師ケンジがゲイ独特の悩みや問題は抱えつつも、それ以外はごく一般の同棲生活の中で繰り広げられる普通の物語。
やきもちを焼いたり、いたわり合ったりするセリフも男女のそれと何ら変わらないので、読んでいるとゲイだということを忘れてしまうくらい。あっ、何ら変わらないと書きましたが、男女間よりも出会いが少ないでしょうし、偏見や差別など、色々な思いを抱えている同士だからなのか、相手に対してとても思いやりがあるように描かれていて、読んでいるとそれがとても爽やかで気持ちいいのです。繊細な絵も好みですし。
その筧さんが毎日作るご飯というのがこの本の一番の見せ場なのですが、確かに、私の作るご飯に似ているのです。献立の感じやら、野菜と主菜のボリュームバランス、味付けの好みが、「あー似てる!」
違うところといえば、筧さんは化学調味料を使うこと、スーパーの特売中心にメニュー構成をしていること、砂糖の使い方が私より少し多いかな、ということでしょうか。
私は化学調味料は使いませんし、その日に食べたいものでメニューを考えます。安上がり、とかできないのです。あとは、新しいもの好きなので、珍しい食材や色々な国のメニューをよく試します。和食中心の筧さんとはそこが違うかな。
「筧さんはシンガポールチキンライスやフィリピンのアドボ、タイのパッタイやヤムウンセン、インドのほうれん草カレーなんかは作らないから、私のほうがレパートリーに富んでいるよね。勝った!」
胸を張って娘にそういうと、「そうだねー、確かにねー」と大人の回答。漫画の人物に対抗してどうするのさ、って心の中で思っているに違いないです。さすが中学生・・・
今日の夜ご飯はちゃんちゃん焼きの予定。生鮭と野菜をバターとみりん、味噌等で味付けして蒸し焼きした北海道料理です。
今日のお弁当。
5色ご飯。
豚肉の生姜焼き。
卵焼き。甘い出し巻き。
ほうれんそうのおひたし。
プチトマト(アイコ)。
アーモンドチーズ。
マンダリンオレンジ。