スタッフの日々

今朝の後悔
2012年10月17日
朝、我が家の子猫が脱走してしまい、近所で発見、呼び戻していたところ、「あのー、恐れ入ります」と後ろから声をかけられました。
振り向くと、60~70代の男性。
「○○(地名)ってどう行けばよろしいのでしょうか」といいながら、病院の診察券をみせてくれました。
○○は広いので住所をみてもよくわからない。
「あのつきあたりを右に曲がって、真っ直ぐ行くとすぐに井の頭通りに出ます。その井の頭通りの左側、山手通りの近くが○○になるので、その辺りでもう一度聞いてみるといいかと思います」と答えました。
説明しているときに、「はあ、井の頭通りですか」といいながら、「あの道を右に曲がるんですね?」ときちんと確認していました。
子猫を追いかけて慌てて外へ出たので、携帯を持っていなくて、調べてあげることもできず。
おじさんは「ご親切にありがとうございました。」と丁寧にお辞儀をして去って行きました。
その後、すぐに子猫を捕獲し家に戻ったのですが、どうにも気になって。
病院の名前の下に「精神科、神経科、心療内科」と書いてあったこともあったし、○○は広い。うーん、気になる。
急いでネットで病院を調べて、地図をコピー、自転車でその道や周辺をくるくるまわってみました。
・・・いない。
井の頭通りにピンとこなかったということは、近所の人じゃないのかも。
もしかしたら電車で1駅間違えてしまって全然わからなくなっちゃっているのかも。
もし認知症なんかだったらどうしよう。わからなくて不安からパニックになっちゃったら。
でもみつかりませんでした。
自宅に戻ってもやっぱり心配だったので、病院に電話して状況をお知らせしました。
電話に出た方「若い方ですか?」。
「いいえ。でもお年寄りというほどでもなく、60~70代くらいの男性です」
「ありがとうございます。もしかしたら電話がかかってくるかもしれませんので気をつけます」
「でも、15分以上経っているので、今お電話がないようであれば、携帯を持っていないかもしれません。予約で同じ年代の方がいらしたら、ご連絡してみてください」
ここまではしたのだけれど。
これ以上できないのだけれど、なんだか申し訳なくて。 おじさんの名前も覚えておけばよかった。
無事に辿り着けていればいいのだけれど。
今日のお弁当。
炒りたまごご飯。
鶏のからあげ。
厚揚げの煮物。
ほうれんそうのおひたし。
プチトマトとオリーブ。
ボーノチーズ。
パイナップル。