スタッフの日々

ショック

2010年11月15日

「ルコント、なくなっているみたいなんだけど」

青山一丁目で友人と待ち合わせをした社長、ルコントでお茶をしようとしたけれど、お店が見つからなかったと。

駅地下のあんなにわかりやすいところ、見つからないはずがないでしょう?とネットで検索をしてビックリ。

9月26日に閉店していました。。。ショック。

私、大好きだったんです、ルコントのケーキ。

アンドレ・ルコントという人が日本で最初に開いたフランス菓子専門店。

1968年、六本木にオープンして伝説の店に。1978年に青山に移転してからもその人気は高く、影響を受けた有名パティシエも沢山いるそう。

全てをフランス流に、というこだわりがあったルコントのケーキは、今では逆に珍しいくらいのクラシックスタイル。

重厚で甘いの。バタークリームだったりするし。

でも、きちんとしたケーキを食べました、幸せだなぁって思えるの。

美味しいケーキは沢山あるけれど、幸せを感じるケーキって実はあまりない。

元気がなくなったり、落ち込んでいるときに食べたくなるケーキ。

それがルコントのケーキだったのに。

寂しいなぁ。

ルコントさんが1996年に亡くなってから、奥さんと遺志を引き継いだ職人さんが続けてきたけど、今回ルコントの全ての店舗を完全閉店にしてしまったということです。

今の時代に合わなかったのかな。

ここのところ、むしょうにケーキが食べたい心境で。それも普通のケーキじゃダメで。

だから今日もルコントのケーキを買ってきて、って社長に頼んでいたのに。

ますます気分が暗く。

ル・ポミエのケーキを食べれば元気出るかな。

ル・ポミエもフランス菓子。新しいお店だけど、ここのケーキも正統派。現代の香りは感じるけれど。

もうここしかない!

kei

 

 

ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内
Powered by おちゃのこネット