スタッフの日々
外見より難しい内面の努力
2010年09月29日
今朝、犬の散歩をしていて昔のある出来事を思い出しました。
子供が小さいとき、2人目を妊娠中のママ友達が子供を置いて出かけなければならない用事があったので、朝から夜まで子供(2歳半から3歳くらいだったかな?)を預かることになったことがあったのですが、その子がまだまだ手のかかる時期で、ご飯は食べてくれない(元々偏食気味)、おむつがとれていなかったので取り替えるのに一苦労、手当たり次第散らかす、こちらの様子に関係なく外に行こう、抱っこという、、、本当に大変で、一つ上の娘が素晴らしくお姉さんにみえたほど。まあ、普段もママをてこずらせているのは知っていたのですけどね。
夜8時半頃、パパがお迎えにきたのですが、「ありがとう!」のひとことでさっさと帰ってしまって。
今から考えればそれって当たり前なんですけどね。そのときは気を使って親子ともどもヘトヘトになった一日だったので、ちょっぴりムカっ「ごめんねー、帰ろうねー」と娘をねぎらう前にこちらにもう少し何かあってもよかったんじゃないのって。
きっかけもなく、ふと思い出して、私ってなんて小さい人間だったの?って。恥ずかしくなりました。
自分が預かるよ、っていったのに、そんな感情を抱くなんて。
子供だって何時間も他の家で留守番をさせられているのだから、わがままだっていいたくなります。仕方がないですよね。
今日に限らず、たまに思い出す出来事なのですが、そのたびに胸がチクっとします。
今ならもっと大らかに考えられるだろうなって。申し訳なかったなって。特に何かをいったわけではなかったので向こうは私の気持ちに気づいてはいなかったと思いますけどね。。。
年をとるにつれて頑固になり、自分の考えが正しいと思い、さらにそれを周りに押し付けてしまいがち。色々な場面で年長者になってしまうためにたしなめてくれる人がいなくなるからなのかもしれない。
それってあまり美しいことではない。でもそろそろ私達の年代でも出始めているのです、この傾向が。
私は美しい人になりたいと思います。見た目だけじゃなく、柔軟な心を持ち、周りにもその柔軟さで対応できる、そして懐の大きな人間になっていきたいと思う。
外見も若い頃より様々な努力が必要。内面は外見よりもさらに努力が必要!
頑張らないと、ですね。
kei