スタッフの日々

福島県愛護センターに行ってきました

2021年11月22日

11月19日。

福島県愛護センターさんの本所と相双支所に伺いました。


それまでの電話のやりとりなどで動物をとても大切にするところだという印象はあったのですが、実際職員の方々にお会いし施設も見せていただくと、印象よりも遥かに収容動物を大事にしているのだと思いました。
それぞれの性格や様子を把握している上に、里親に行きやすいよう、初めて動物と暮らす人にも難しくないよう、丁寧なお世話がされていました。
キャリーを台に置く時でさえ、「ごめんね、置くよ」と中の猫に声をかけ、愛おしそうに抱っこしていました。
だからこちらから引き受ける子達は人が好きな子が多いのね!と実感しました。(人慣れさせてから募集をかけるように心がけているそうです。)

犬、特に子犬は応募が殺到してほとんどがすぐに決まってしまうこと、成犬でもご縁の機会が多いと聞きました。
迷子犬に対して1ヶ月は飼い主さんからの連絡を待つので再会できる可能性も高いようです。
実際、昨日は譲渡対象の犬はいませんでしたし、決まっている子達も綺麗な環境でのんびり過ごしていました。

ただ、福島県は殺処分数もとても多いです。
センターに残っているのは譲渡の可能性が高い子でその後ろでは沢山の命がなくなっている。
色々考えさせられました。

福島だけでなく、全国の殺処分を少しでも減らせるよう、システムを変えていけるよう、働きかけていくことが大切だと思いました。
(せめて離乳前の子達を引き受けさせてもらえたら。)

ワタシニデキルコト。

できることをする。
できないこともできるように力を尽くす。

がんばります。

 

今回は3匹の猫を引き受けてきました。

全て飼い主がセンターに持ち込んだ子です。

 

上の2匹は生後5ヶ月の仔猫姉妹。

ウィルス陰性。人懐こく、遊び好きな可愛らしい2匹です。

募集をかけていたけれど月齢が低い子ばかり決まってしまうとのことで2匹が残っていたのですが、まだしっかり仔猫!

そしてとても綺麗で性格もよし!

そしてこちらは5歳の女の子のマンチカンちゃん。

ウィルス陰性。人懐こく超マイペース!

「あのー。この子も引き受けてくださいませんか?」

多頭飼育で増えてしまった一般の飼い主さんが持ち込んだ数匹の中の1匹。

「他の子はすぐに決まりそうだけど、この子は歯がないのでウェット、それもペーストしか食べられないのです。」

そんなの全く問題なし!

これだけ人懐こく、静かな子だもの。すぐに里親さんも決まるでしょう。

 

うちにおいでー!という方、ご連絡くださいませ。

 

 


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