スタッフの日々

マスクで目しかみえなかったのに!

2020年10月22日

娘のアルバイト先での出来事。

母校のロゴマーク入りのチャリティマスクをしてハンバーガー屋の接客をしていた娘をみて、4人家族のお母さんと娘さん2人がコソコソと「そんなに気になるんだったら自分で聞いてみなさいよ~」などと話していたそうで。

意を決したように娘さん達が「あの、(母校の名前)生ですか?」

「はい、そうです!」と答える娘の顔を正面からみたお母さんが「あっ!もしかしてちーやん(私)のお嬢さん?」

びっくりな娘。「はい、そうです・・・」

「私、ちーやんの同級生なの!だってそっくりなんだもの、ちーやんに!同じだわ!」

大爆笑!

「もうそこから(母校の名前)生あるあるでさ、注文時にもずっと話しかけてきて、その後も話しに来て、お会計の時にもひとしきり話していったよ。お父さんはそっちのけで 笑」

そうなのです。私達の学校は同窓生と知った途端、初めて知り合った相手でも、昔からの親しい友人かのように超打ち解けておしゃべりが止まらなくなってしまうのです 笑

もう、本当に「あるある」なのです。

昔、小学生の娘の夏休みの林間学校で使う服を渋谷のGAPに見に行った時のこと。

店員さんに「白いポロシャツと~」などと必要なものを話すと、「学校で使うのですね?この辺りの学校ですか?」

場所を言うと、「やっぱり!(母校の名前)ですよね!そんな気がしたんですー。なんかそんな匂いがしたーーーー!私も(母校の名前)だったんですーーーー!!!!」

それからはもう買い物や仕事をそっちのけで娘も入れて3人で話す、話す。

「担任の先生は?あー、〇〇なのねー。私は××だったのー。」

懐っこいのです、みんな、とても。

ドッグランでも犬仲間が同窓生と知った途端、超親しくなっちゃうし。その前からなんとなく落ち着くなあ、知っている雰囲気だなあとお互いに思っていたのですけれど。

年齢は全く関係なくね。

これはもう、全員っていっていいくらい。

海外でも母校のコミュニティがすごく強いのが特徴で、全く知らなかった人でも出身者だとわかった途端、自分の姉妹のように世話を焼いてみたり。

母校の歴代の先生達がそう育ててくれているからなのだと思います。

もちろん母校の人間でなくても同じようにしたいのですが、あまり他人に対して臆さないのは「引かれる」こともあるので、同窓生と思った瞬間、タガが外れてしまうのだと思います。

「温室育ち」といい意味でもそうでない意味でも周りからいわれてきたのも、すくすくと自由に心を育ててくれたからなのだろうなと卒業して時間が経つにつれ、ありがたみを感じるのです。

温室育ちだけど、結構タフですしね。しっかり根を張らせてくれるから丈夫なのですよ。

私は娘にしてあげてよかったでしょ、と思うことのひとつがこの母校で学ばせたことで、私が両親に感謝することのひとつもそうなのです。

いつまでも変わらないでほしいなあって思います。

 

 

 

 

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