スタッフの日々

嘘とホント

2018年08月16日

ネットのニュースにある精神科医が「最近、精神科の診察を受けに来て、『発達障害だと思うのです』と。診察の結果、違うというととてもがっかりされる。障害がないといわれているのになぜ残念に思うのだろうと不思議に思っていたが、その人達は完璧主義なことが多く、できないのが嫌、上手く行かないのが嫌。発達障害だとなればそんな自分へのエクスキューズになるからなのだ」といった内容のコメントをしていました。

その記事によると、「片付けられない」「仕事の段取りが上手く行かない」「他人とのコミュニケーションが上手くはかれない」というのでよくよく聞いてみると、その度合いがとても小さく、一般的なレベルを全く超えていないのだとか。

そういう人、いる!

発達障害以外にも鬱とかパーソナリティ障害とか、とにかくネットなどで調べて「これが当てはまる!きっとそうだ。上手くいかないのはこれのせい。私(俺)が悪いんじゃない!」っていう人、よくいます。

話を聞いてみると、それってどう考えてもあなたの甘えだよね、他人に期待し過ぎだよね、って人、多いのです。

きちんと診察も受けずに何かが起こる(例えば約束を忘れちゃうとか)と、「私、発達障害だから。」で済まそうとする人もいます。

もし。

もし、本当に発達障害なのだとしたら、どうにかして周りに迷惑をかけないように自分の性質を把握してどうやったら上手く補っていけるかを考えて努力していくのが社会生活を営んでいく上で大切なのではないかなあと思うのです。

約束を忘れちゃうことがたびたびあるならば、毎回きちんと手帳にメモして毎朝チェックすればいい。気を付けていれば随分と減るはず。

だって多分、仕事などでとても重要な約束であればきっと忘れないように工夫するもの。

ニュースの内容にある人達も、診察も治療も受けずに発達障害(鬱、etc)だからと言い切ってしまう人も、私には甘えとしか思えないのです。

本当に困っているの?障害や病気を理由にして自分の言動を許してもらおうとしていない?

そんな風に感じてしまうのです。

本当の発達障害や鬱、パーソナリティ障害の人達って言い方はよくないですが、やっぱり言動が常軌を逸してる。

これは障害や病気のせいだなってものすごくわかるくらい健常と違います。

その人達をみていると、生きづらいだろうなというのがよくわかりますし、本人達が少なからず苦しんでいたり困っていたりするのがわかる。

失礼だよね、その辛さをよくみた上でもなお、「私って発達障害(鬱、パーソナリティ障害なの」っていうの?って思ってしまうのです。

 

今の時代、情報が簡単に手に入るし、間違った情報かそうでないかもわかりづらい。嘘もホントもある中でそれに振り回されてしまう人も沢山。

なんか怖いなーって思います。

 

 

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