スタッフの日々

ポルトガル&パリ⑥

2018年06月04日

翌朝。

車でパリを案内してくれる長瀬さんが8時半過ぎにホテルまで迎えに来てくれることになっていたので、ホテルの目の前のパン屋さんで朝ご飯を調達。

左上にあるチョコチップパン(フランスパンくらいの長さ!)とニース風サラダ、アプリコットジャムの入ったフロマージュブラン(ヨーグルトをもっとクリーミーにしたチーズ)、それと紅茶をチョイス。

ポルトガルでもパリでもコーヒーが飲めないのをすごく残念に思いました。特にポルトガルはコーヒーにもいろんな種類があって美味しそう。ところが紅茶といえばティーバック。種類もあったとしてもセイロン、アールグレイ、ミント、カモミールくらい。リプトンだし。

 

長瀬さんはフランス在住40年の60代男性。

今回、ポルトガルでお願いしたまりあさんも長瀬さんもトラベロコ(トラベルコではありません)でみつけて案内をお願いした方なのですが、2人とも大当たり!

特に長瀬さんは観光名所だけでなく、美味しいお店や人気の場所など、とても詳しく、その上、親切で紳士的、お金の為という感じが全くない落ち着いた方でした。

もしパリでの案内を希望する方がいたら是非。スパーブにお問い合わせいただければ長瀬さんの連絡先をお教えいたします。

 

事前に長瀬さんにお伝えしていたことは「ヴェルサイユ宮殿とメダイユ教会は必ず行きたいです。他には有名な観光名所とノートルダム寺院などのステンドグラスが美しいところ、プーシキンやポワラーヌ、美味しいお菓子のお店やオススメのレストランなどに連れて行ってほしいです。」でした。

車に乗ると長瀬さんは「まずヴェルサイユに行きましょう!チケットを買うのにはまず並ばないのですが、持ち物チェックとガイドイヤホンを借りるのが混雑するので、団体客が来る前に入館してしまいましょう。」

行く途中も観光名所を通りながら、「帰りに寄りましょうね。」

ヴェルサイユ宮殿に着くと、「楽しんで下さい。終わったらここで待ち合わせをしましょう。連絡をください。私のことは気にせずゆっくりして下さいね!」

 

 

 

マリーアントワネットが大好きなこともあり、是非是非行ってみたかったのです、ヴェルサイユ宮殿。

わくわく、楽しみだわあといった気分だったのですが、もう大感動!

壁、取っ手、天井・・・こんな時代にこれほど素晴らしい装飾が施されていたなんて!

有名な鏡の間では涙があふれてしまったほど。素敵でした。

2時間程度で終わらせる予定だったのですが、トリアノン(アントワネットの離宮)も全て見学してしまい、結局4時間も滞在していたのでした。

それでもホントはまだ時間が足りなかったです。

時代絵師達が描いた巨大な絵が飾られている部屋ではもっとじっくりガイドイヤホンの説明を聞きながらひとつひとつ観ていたかったですし、部屋と歴史との関係ももっと知りたかった、、、

ヴェルサイユグッズも姪のお土産だけをささっと買っただけ。マリーアントワネットのバラのキャンディとか、ノートとか、きゅんきゅんするものが沢山あったのに。あー、残念・・・

 

そんな訳でヴェルサイユ近くのマルシェは割愛、ランチもホットドッグ程度を買って車の中で終了。マレ地区へ。

長瀬さんオススメのシュークリーム屋さん。可愛らしいビジュアルでした。

 

こちらは長瀬さんが「パリで一番美味しいチョコレート屋さんだと思う」と薦めてくれた「ジャック・ジュナン」。

ここではアソートの袋を買い、その場で食べてみたのですが、チョコレートよりも、私はフルーツジェリーに感動。

インスタに写真をアップしたところ、CAの友人が「ジャックジュナン大好き。フルーツジェリーが革命的だった!」とコメントしてきたので、やっぱりそうなのねって。

キャラメルもなめらかでとても美味しかったです!

 

そしてポワラーヌ。

フランス(世界でだったかな?)で一番美味しいパン屋さんと評判のお店です。

日本でも週一度カンパーニュが日本橋高島屋に空輸されるそうなのですが、1個7,000円なんですって!

試食しましたが、うん、まあね、だったかなー。日本未発売のクッキーも試食しましたが、素朴、シンプル、なお味。

妹のお土産用にそのクッキーを買ったのですが、なかなか取りに来ないので賞味期限が気になり、今日、家で開けてしまいました。

「すごーく素朴な優しい味だねー。あっ、みことばサブレに似てる!」と娘。確かに!

 

そして!

今回のパリの目的のひとつ、「奇跡のメダイユ教会」へ!

「奇跡のメダイユ教会(Chapelle Notre-Dame de la Médaille Miraculeuse)」。

カタリナさんという修道女が神のお告げを受け、その通りにメダルを作り周りに配ったところ、蔓延していたコレラが終焉し、奇跡のメダルといわれるようになったのだとか。その他にも様々な奇跡を起こしているのだそうです。

カタリナさんは1876年に死亡しましたが、今もなお、まるで生きているかの状態で棺に収められています。カトリックではそれが聖人の証なのだとか。

「大きな苦難が身に降りかかった時や頑張っているのに道が開けない時など、メダルにお祈りしてみなさい。マリア様が希望の光を与えて下さるでしょう」

「いつも身に着け(首にかけるのがいいそうです)ていること、祈りを唱えること。深い信頼を持って身に着けるのもはまた特別に豊かな恵みに満ち溢れるでしょう」

友人にその話をしたところ、「絶対に行ってきて!」

元々行こうとは思っていましたが、友人のその言葉で完璧なミッションになったのでした。

この教会はボンマルシェの隣りという立派な目印がある場所にあるのに、入口がわかりづらい為に、なかなか行けない、といわれているそうです。

でも長瀬さんはばっちり!

静かな教会でした。

観光地ではなく、地元の信仰者がお祈りをしに来るところ。

訪れた時はちょうどミサ中。

少しだけミサを見学し、メダルを購入しました。

写真もマリアさまの1枚だけにしておきました。

メダルは何種類かありました。

誰かからもらうのがいいらしいので、家族や友人達、必要だと思ってくれる人達の為に少し多めに買ってきました。

お守りもそうですが、こういうのって嬉しいと思ってくれる人じゃないと扱いに困ってしまいますよね。

だから最初は欲しいといっていた友人やきっと好きだろうと思う人以外には渡すのはやめようかなあと思っていたのですが。

帰国して数日後、なると一緒に近所の犬仲間のカフェの前を通ったところ、仲良し犬仲間とその娘さんも偶然通りかかり、「じゃあ、お茶してく?」

テーブルに座っていると、隣りの席の人がなるの首輪についていたメダルをみて「これって、あの奇跡のメダルですよね!」

その話でひとしきり盛り上がっていると、犬仲間が「えー、欲しい!娘の就職活動が今難航してて。すごくタイムリー!」

ということで差し上げることに。

そんな感じで結局みんなに渡したのですが、それぞれがとても喜んでくれて。

「最高に嬉しい!」「deeply thanks!」

よかったなー、これでいいんだわ、って嬉しくなりました。

特に私からもらうとパワーが強いらしい 笑 

みんなで幸せになろーねー!って言い合っています 笑

 

 

 

凱旋門、オペラ座、エッフェル塔、モンサンミッシェルからの景色!

どれも素敵でしょ。

 

ノートルダム寺院。

 

続く。

 

 

 

 

 

 

 

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