スタッフの日々

犬の胃捻転
2018年04月25日
犬仲間のドーベルマン、沙羅ちゃんが胃捻転で亡くなったと連絡がありました。
沙羅ちゃん、ウォブラー症候群という頸部脊髄の病気で手術をし、術後の絶対安静を1ヶ月以上頑張り、最近ようやくランで元気な姿がみられるようになったところだったのです。
1年以上前には別の病院で股関節形成不全という診断を受け手術、それから1年経っても全くよくならないどころかさらに悪くなっているようにみえたので、股関節ではないんじゃないかなあと思っていたところ、飼い主さんが「沙羅、股関節じゃない気がするのよね」とつぶやいたので、「実は私もそう思っていたの。背骨とかそういうところじゃないかしら?一度整形外科の専門医に診てもらうといいように思うの。なるの手術をしてくれた先生、なるをこの通り完璧に治してくれた人だから、よかったら紹介するよ」と伝え、ウォブラーという診断結果と股関節は誤診だったという経緯があったのでした。
ウォブラーの手術は大成功で、「あれだけ痛がって動けなかったし遊ぶ気力もなかったのに、子犬時代に戻ったみたいにはしゃいでるのよ!」
その沙羅ちゃんが!
昨日の朝は元気ないつも通りの沙羅ちゃんで、ママが仕事に出かけた後、ママのお母さんが沙羅ちゃんの異変に気づき、ママに連絡をし続けたのですが、それに気づいたのは帰宅した15時。慌てて(なるの)病院に連れて行き、緊急手術をしたのですが、途中で心臓が止まってしまったのだそう。病院に到着した時はすでにお腹の中が血の海状態で、症状が出てから時間が経ってしまっていたのが明らかにわかるという感じだったみたい。
でもすぐに連れてこられたとしても助かったかどうかはわからない。胃捻転ってそういう病気(っていうより事故って言葉のほうが合うんじゃないかと思う)なのですよね、、、
沙羅ちゃんの件で連絡がある少し前、お風呂に入りながら、「なるは犬種的に胃捻転になりやすいから、やっぱり胃を固定する手術を受けさせようかな」とたまたま考えていたのですが、もしかしたら沙羅ちゃんが教えてくれたのかも、って思いました。
沙羅ちゃん。大きな体でビビりな沙羅ちゃん。とっても優しくて穏やかで子犬が大好きな沙羅ちゃん。ママのいうことを完璧に聞く、とってもお利口な沙羅ちゃん。
なるのことも可愛がってくれた、お姉さんの沙羅ちゃん。
頑張ったよね、本当に。
人間より寿命が短くて先にさようならするのはわかっているし納得もしているのだけれど、沙羅ちゃんはあまりにも突然すぎるし、ここ2年くらいの辛く痛そうな沙羅ちゃんが痛みから解放されて嬉しそうに飛び跳ねているのをようやくみられるようになったところだったのに、なんでこんな目にあわなくちゃならないのだろう、って、昨日は涙がとまりませんでした。
沙羅ちゃんのママの気持ちを思うとまたさらに悲しくて。
やりきれないなあ、、、
今日の写真。娘のお弁当です。
ポテトチップスふりかけご飯。
サーモンの照り焼き。
カブと油揚げの煮物。
もやしの海老塩ナムル。
だし巻き玉子。
バター醤油ソーセージ。
スナックインゲンのたらこマヨネーズ和え。
プチトマト。
フラン。