スタッフの日々
とびは家にいます
2016年08月01日
昨日、妹が遊びに来ました。
うちに来た途端、「あっ、びっくん(とび)だ!」と。
で、昨夜の妹のブログに詳細が書いてありました。以下、そのまま掲載です。
●昨日は姉の家にいた愛犬ビックンの一周忌でした。
今日は近所に行く予定もあったのですが、ビックンに逢いに姉の家に行くつもりで家を出ました。
夕飯を皆で食べてから 姉の家に行き、赤ちゃんネコの茶太郎と巨大犬のナルと一通り遊んでからふとリビングの端っこに気配を感じたので視てみると…
ビックン発見!U^ェ^U
あらビックン…と思い一度目をそらし 次に気が付いた時はソファの上に移動していました。
リビングではお座り… ソファでは丸くなっていました。
ビックンに意識を集中すると、一言伝えてきました。
茶太郎やナルを見ている姉達を見ながら… 『もう大丈夫だね。』って。
それを姉に伝えていると今度はビックンが『そろそろ行くね』と言います。
姉と姪がまだ行かないで、ビックンは何が欲しいの?…などと言っていると、今度はバスタオルを丸めたくらいの固まりを私に視せて… 『こう言うのと一緒に抱っこして寝て欲しい』と告げてきました。
食いしん坊のビックンでしたが、食べ物ではなくて、タオルの固まりに入るから一緒に寝たい 甘えたい と言ってきました。それが彼方へ帰る前のお願いでした。
姉や姪と最後にゆっくり眠りたいのかな。 今一緒にいる犬やネコ達に毎日バタバタさせられて悲しみも癒えたのも確認出来たし、心配してきた姉達を可愛がられた犬として出来る限り見守ることが出来たから…なのかな?
ビックン曰く、しばらくしたらゆっくりゆっくり薄くなっていくんだとか… 姉達は悲しいかもしれないけれど この世にいつまでも残してしまっては可哀想だからね。
ビックンと一緒に育ってきて同じく先住犬だったガーチャン達が迎えに来ていましたから、一緒にゆっくりゆっくりいくんだろうね。
みんな あっちで沢山沢山楽しむんだよ! ビックン久しぶりに逢えて嬉しかったよ!●
妹にいわれたので、小さなブランケットを丸めてゴムで留めて一緒に寝ることにしました。
途中で娘がやってきて、「あーあ、放り出しているよ・・・」と。娘が朝まで抱きしめていました・・・
だって、とびは抱っこされるのが苦手で(というか抱っこの大きさじゃないし)、いつも横にくっついていたのですもの。
だから放り出したのではなく、横にくっついたんだよね、、、と都合よく解釈。
とびは死んでしまったという感じが全くしない犬で、どうもそばにいる気がしてならなかったのです。もちろん今も。
でも、ここのところ妙にとびを思い出して、会いたいなあと思っていたのでした。
とびは我が家で幸せだったのだろうか。
そんなことも思います。
これはとびだけではなくて、その前に死んだ大食も猫のたろも、今我が家にいるたらこもなるも同じなのですけれど。
最初に飼ったカンタだけは目いっぱい時間を使ってカンタだけに心を遣っていたという自信があるので幸せだったよね、と思えます。一心同体、くらいだったから。
今は私が動物を飼うのはふさわしくないかもしれないなあとさえ思います。色んな意味でね。
動物が大好きですし、可愛がっているのは絶対なのですが、でも、私のところよりも幸せになれる場所がある気がして。
茶太郎もうちじゃないほうがいいとも思うのです。
きっととびは私のところで幸せだったよ、っていってくれると思います、本心で。
それでいいのかなあとも思ったり。
でもまあ、もし私が犬だったとしても、大好きな飼い主と暮せるならば、仕事や用事などで24時間そばにいられないとしても、たとえできないことがあるとしても、一緒にいる時間が濃密で幸せであるならば、それが最高!って思うだろうな。
そうだよね、それでいいんだよね。
びっくん、ありがとう。会えてよかった。私もとっても楽しかったよ。幸せだったよ。
私が死ぬときは皆で迎えにきてね。約束だよ。