スタッフの日々
女子校心
2014年04月07日
宝塚歌劇団が100周年だそうですね。
今朝のワイドショーで100周年の超豪華なOG&現役団員達のショーの様子が取り上げられていたのですが、もう、ひとりテレビの前で号泣でした。
いや、別に宝塚ファンというわけでもないですし、1度しか観に行ったこともないのですけどね。でも、女子校心をめちゃめちゃくすぐるのです、あの雰囲気。
何がいいんだか、何に感動したのかは自分でもよくわからないのです。
だけど、美しい人が沢山いて、先輩後輩が揃っていて、皆が自分の卒業した場所を慈しんでいて。そういう感じが多分よかったのだと思うのです。
大女優の黒木瞳さんでさえ、パートナーだった大地真央さんとのデュエットのときは、可憐な少女が大好きな人のそばではにかんでいるかの表情で。きゃー、可愛いっ!ってゾクゾクしちゃいました。
このノリ、確実に女子校ですよね・・・
そして、facebookではNHKの朝ドラマ「花子とアン」の話題が。
赤毛のアンを翻訳した村岡花子さんの人生を取り上げた話です。
先週から始まり、ようやく花子さんの東京女学校話になってきたのですが、田舎育ちの花子さんは言葉づかいから所作の隅々までが別世界でとにかく面喰っている、といった状況です。
「上級生は『大きな方』、下級生は『小さな方』というのですよ」と教えられます。
この言葉にfacebookの中の卒業生達は、「そうそう!私達のときも『高2の方』とか呼んでいたわよねー。先輩、って呼びかけることはなかったものねー」って。
確かにそうでしたね、すっかり忘れていたけれど。
ナレーションの美輪明広さんは最後に「ごきげんよう、さようなら」で締めるのですが、この「ごきげんよう」も母校の挨拶言葉なのです。だから皆、懐かしい!って。
朝の挨拶から、授業の始まり、終わり、帰る前、、、全ての挨拶はこの「ごきげんよう」のみ。楽ちんな言葉なのです。
ごきげんようの後にさようならさえもついていなかったです。
懐かしいなあ。
この感覚が宝塚の雰囲気に繋がっているからかもしれないですね。きゅんっ、です。