スタッフの日々

杏酒のケーキ

2014年02月13日

我が家には自家製果実酒の瓶が3つあるのですが、「友達に持って行ってあげたいから少し頂戴」と母。

ひとつは1996年産の梅酒。超濃厚になっています。もうひとつの梅酒も10年くらい経っていますがお砂糖を少なめに作ったのでスッキリした味。あとのひとつは実家の庭で採れた杏で作ったもの。これはさらにお砂糖少なめだったらしく酸味が強いです。

「あまり濃厚じゃなくて酸っぱくないのにしてよ」ということで新しいほうの梅酒を持って帰ったのですが、味見をして却下された酸っぱい杏酒がケーキに合いそうだったので、お酒のケーキを作ることにしました。

バターケーキの生地にみじん切りにした実を混ぜ込み、焼き上がりにお酒をたっぷり浸み込ませる、というものをイメージして作りだしたのですが、あれれ、杏の実はとっても柔らかくてみじん切りはできなさそう。

仕方がないので梅酒の実を混ぜ込むことに。そして焼き上がりには杏酒をコップに1杯くらい、本当にたっぷりと滴るくらいにかけました。

すぐにラップに包んで一晩。今朝、ワクワクしながら試食をしたのですが、なかなかのお味。酸っぱいのが苦手な人だとダメかもしれないですけれど、バターの風味とお酒の量が大人にぴったりなケーキになりました。

これがブランデーならば男性に受ける濃厚さになると思いますが、フルーティな杏酒は爽やかで女性向き。

2日くらい馴染ませると美味しくなるらしいので、明日皆で食べようかなと思います。うふふ。

 

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